ゴルゴ13・・ヤツの後ろに立つな!命が惜しければ!

「ゴルゴ13」Target.1『 AT PIN-HOLE! 』視聴。

 

とにかく映る作品が、こちらでは少ないものなんで、春の新番組で、私が初めて見た作品になるのかな?

取り合えずソフトに感想を書いてみましょかね?多少脱線したけど。

何せ1968(昭和43)年からビッグコミックで未だに連載してる・・あの「ゴルゴ13」のTVアニメ化だからなあ?

期待感より不安感しか無かったわな。この年って・・「タイガーマスク」とかあったなあ。

「サザエさん」のTV放映が始まったのも、この頃だったっけか。

 

火曜深夜(正確には水曜・午前1時28分〜58分)

こちらで、ようやく放映された「ゴルゴ13」第1話を早朝に見て・・妙な違和感ばかりを感じた。

これってOP・EDのせいもあるかな?

元々それほど期待しないで見た作品なので、余り落胆はしなかった。

かなり辛めな批評を聞いてたからって事はあるんだけど。

アニメと原作は別物って思って見れば、そんなに悪い出来とも言えない。

独特な世界観を持った原作なので、ファンも厳しい視線を向けてる。

そういう意味で、ホントに冒険的な作品だとも思える。

 

作画レベルでいえば、取り合えず合格点でしょうしね。

私ね?まさか紙芝居じゃあるまいな?って見る前に思ってたからなあ・・

歌自体は意外に好みなんだけど「ゴルゴ13」に合ってないんじゃないかな?

OPだけでも歌でなくBGMですべきだったろうなと思う。

個人的にBGMも、今ひとつだったからかもしれないね。

でもまあ「ガンダム00」の「fight」みたいな音楽は、それこそ合わないし。

男性スキャットで「あ〜ああ〜」とか「ゴルゴ13」で見てみたい気もするけど。

緊迫感があると見てて燃えるしね。どうしてもジャズとかバラード系のBGMになっちゃうんだろな。

まあ、この辺りは好みでしょうし。

 

しかし主役以外にレギュラーが全然いない作品も稀だろなあ・・デイブぐらいじゃないかな?ちょくちょく出て来るのって。

今回の予告はデイブが、やってたみたいだけど。

デイブ・マッカートニーの千田光男さんは、私にはイメージが近かったかな?

デューク東郷=ゴルゴ13と舘ひろしさんの声は余り違和感が無いからいいか。

確かに声優でして欲しかったとは言えるけど・・イメージ合う人か・・

渋めの声に限定されるし、ディートハルトの中田譲治さん辺りかなあ?

 

「・・拘束制御術式第参号・・第弐号・・第壱号・・開放!状況A!『クロムウェル』発動による承認認識!

 眼前敵の完全沈黙までの間、能力使用・・限定解除開始!では!・・教育してやろう!豚の様な悲鳴を上げろ!!」

「ならば命令するがいい!殲滅しろと!壊滅しろと!塵芥(ちりあくた)と化せと!」

「・・お前、ここから生きて帰れると思うなよ?・・ブチ殺すぞ!」

「兵士諸君!任務ご苦労!!・・サヨウナラ!!」

「さあ逝くぞ!悲鳴をあげろ!豚のようなぁ!」

・・・どうもアーカードだと違うな^^;

 

若本規夫さんだと・・

「神罰の地上代行者!我等が使命は・・我が神に逆らう愚者を・・その肉の最後の・・一片までも絶滅する事・・AMEN!!!」

「塵に過ぎないお前らは・・塵に還れ!!AMEN!!!」

・・アンデルセンだと、もっと違うか^^;

 

あとBJの大塚明夫さんとか、ラオウの内海賢二さんとかね?

ちょっと違うけど政宗一成さんとか?「こいつは凄いぜ〜」・・違うか^^;

トリューニヒトとかセルゲイ中佐役の石塚運昇さんとかね。

 

ゴルゴの声って、今ひとつ連想出来ないんだよなあ?誰がしても・・。

劇場版でゴルゴの声を担当した瑳川哲朗さんが、まあ合ってる方かな?

OVA版は見て無いけど玄田哲章さんがゴルゴを演じているそうな。

やはり渋めの声って事なんだろうな〜?

 

にしても・・上手く言えないけど・・う〜ん。原作を読んでさえなければ、そこそこ見れるレベルとは思うけど。

ストーリーは、取り合えずムリない程度には仕上げたとは思う。

それが「ゴルゴ13」の世界観に合うかどうかは別問題だけどね^^;

マフィアの襲撃が唐突感あったんだけど、原作どうだったっけか?

あの原作を完全に生かしきるなんて実際の処、ムリな相談とも思うし。

 

ただねえ・・妙に話が、淡々と進みすぎな観がありすぎ。

展開に全然、抑揚が無いから、どうにも物足りなさが残った。

原作が原作だけにムリないんだけど、にしてもなあ?それに、あのスローモーションの弾道って何?

アニメだから、よりリアリティを出したかった訳なんだろか?

2000mという距離を表現したかった?その辺りなのかなあ?

多少、残念な思いがあるのも確かなんだよね・・

変な違和感を感じて。原作と酷い乖離をしてないから、その辺りに苦心を感じるけれどね。

 

あれだけの人気原作漫画のTVアニメ化だし大変だろなとは思う。

脚本は、さいとうたかをプロがやんないとムリと違うかな〜?

昔・・30年ぐらい前になるけど・・FMで日下武史?だっけか?ラジオドラマ「ゴルゴ13」があった。

一人語りみたいなヤツだったんだけどね。それを、これ見てて思い出したよ。あれと似たような感覚かもしれない。

 

次回もファンが多いエピソードだよなあ?大丈夫かどうか?

でも・・まあ私は、多分次回も録画して見てるだろな〜・・きっと^^;

リアルタイムじゃ、とても見れないだろうけどね。

 

「500m離れたターゲット。暗闇に光が差した時、引き金が引かれる。 

 路上に落ちる薬莢。狙撃を目撃したのは一体、誰なのか?

 執拗な刑事のプライドが、ゴルゴを追い詰めていく・・。

 次回ゴルゴ13『 ROOM No.909 』ヤツの後ろに立つな!命が惜しければ!」

 

ちなみに3話以降は、知人に聞いたら次の予定らしい。

Taget.3 「傑作・アサルトライフル」

Taget.4 「プリティ・ウーマン」

Taget.5 「スーパースターの共演」

 

「アサルトライフル」ってサビーネ兄弟との死闘話だよね?確か。

個人的に好きなエピソードなんだけど、さて・・どうなるかな?

 

これ原作ファンは真っ二つに評価が割れると思う。

見て思ったのが、アニメには向いてないなあ?って事。実写は論外。

漫画だから、あの独特な世界観なんじゃないかな・・多分ね?

私は許容範囲内だったけど、昔からのコアなファンにはダメかもしんないね。

私は取り合えず50点ってとこかな。これからバケるほうに期待は・・やっぱムダかなあ?

 

 

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