『ゴルゴ13』 target.10 『 帰って来た標的(ターゲット) 』を視聴。

 

ちょっと夏風邪気味で体調が悪く、見るのが遅れたんですが・・今回のは私的には、今ひとつだったなあ・・

バクシィ・ビッグ・ガボールを演じた「池田勝」さん。また渋い声の方の起用ですね〜。

映画の吹き替えなんかも多い方です。私の好きな声優さんの一人ですね。しかし渋い声が好きだねえ・・私も。

私的には、特に「宇宙の騎士テッカマンブレード」の後半に出て来たバーナード・オトール軍曹の印象が強いですね〜。

第39話「超戦士ブラスター」のバーナード軍曹の壮絶さはインパクト満点。

「そのパワー・・びんびん感じるぜ・・」

ブラスターテッカマンブレードに進化したDボゥイは、この後、更なる地獄を見る訳だけど、バーナードが引き金だったのかもなあ・・。

 「科学忍者隊ガッチャマンU」のゲルサドラも個性的でしたが。

「機動戦士ガンダム」のレビル将軍。

「機動戦士Zガンダム」のジャミトフ・ハイマン。

「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」の黄(ホアン)等が印象的だったかな。

 

ロッキー・ブラウンの「斉藤志郎」さんは知らないなあ・・。

結構、ダミ声でしたね。どっかで聞いた声なんだけどなあ?思い出せない。

 

で、今回の話はと言うと・・

 

アメリカ麻薬組織の帝王バクシィ殺害をバクシィの部下ブラウンから依頼され、

FBIに出頭する途中のバクシィを襲撃、FBIを片付け狙撃したゴルゴ。

ところが香港で、殺したはずのバクシィが再びゴルゴの前に出現し、今度はロッキー・ブラウン殺害を依頼する。

ゴルゴが殺したのは、スパイク・ジョーダンというチンピラを整形し、バクシィとブラウンが造り上げた偽物だった。

だがゴルゴはバクシィの依頼を断り、その場を去る。意味深な言葉を残して・・。

 

という事なんだけど、そういえばこんな話も合ったね。でも内容が少し変わってない?これ??

ロッキーって、あいつに殺されるんだったっけか?はて・・忘れた。

 

FBIのガードを物ともせずあっさりとバグシィを始末したゴルゴは、その後で香港に向う。

その際、ゴルゴを招待する男が居た。

カーテン越しに隠れた男が姿を見せると、それは射殺した筈のバグシィ。

動揺一つ見せず、ゴルゴはバグシィの依頼を・・

 

「断る。」

「何故だ?」

「俺は一度に二人の依頼人を持たない事にしている。」

「仕事は完了した筈だが?」

「ロッキー・ブラウンの依頼は、バクシィ・ビッグ・ガボールの死。」

「「な?」」

「なるほど・・依頼人のロッキーから納得のいく説明が無い限り、私は、まだお前の標的(ターゲット)という事か?」

「夜景を有難う・・Mrバグシィ・ビッグ・ガボール。」

 

ゆっくりと去って行くゴルゴ。夜景を見ながら呟くバグシィ。

 

「・・消すより無さそうだな・・」

 

バグシィの部下が、ゴルゴ抹殺に動くがあっさりと返り討ち。

そして香港にやってきたロッキーを襲うゴルゴ。

部下を皆殺しにするも、何故かロッキーには手出しせず?

 

「・・ゴルゴ・・13(サーティーン)?何のつもりだ??」

「仕事だ。」

「仕事ぉ?誰の依頼だ?」

「バグシィ・ビッグ・ガボール。」

「ボス?ボスが俺を消すだと?どういう訳だ?ボスが、どうして俺無しでシンジケートの再建が出来るって言うんだ?」

「・・と言う事は、承知で偽のバグシィを撃たせた・・つもりだな?」

「う・・あ・・トリックだったんだ。FBIを騙す為の・・。あんたには、後で説明するつもりだった。

 し、信じてくれ。あんたを騙すつもりなんてなかったんだ!・・あ?・・え?・・撃たせた・・つもり?」

 

何も言わず去って行くゴルゴの後姿をみながらロッキーは、ゴルゴの言葉に何か深い意味を感じる。

その後、ロッキーはバグシィの下に行き、その真意を知る。

 

「・・お前・・ボスじゃ無いな?・・スパイク・ジョーダン?どうしてお前が此処に?」

「お前がボスを殺ったからだろう?ふ・・哀れなヤツだ。大の親友に殺されるとはな?」

「すぐにバケの皮が剥がれるぞ?」

「お前を殺せば、俺の正体を知る人間は居なくなる。折角、声まで変えたんだ。最大限に使わねえとな?」

「ふん!シカゴのドチンピラだったテメエにシンジケートを仕切れるかよ?

 すぐに寝首を掻かれるのがオチだぜ。それにな?厄介なのがもう一人居る。」

「あの東洋人の事か?ヤツなら、もう死んだ筈だ。ジークとジョニーを行かせた。」

「それで連絡は?ふん!ある訳ねえよ。」

「ん?」「俺は、ついさっきゴルゴ13に逢ったぜ?」

「何ぃ?」

「ヤツが言ってた・・つもり・・ってな?そういう意味だったのか。」

「何の話だ?」

「ゴルゴは、お前が替え玉だって事も・・見抜いてたんだよ。それを確認するために、俺を此処に寄越したんだ。

 ヤツは、たった今・・お前が贋物だって事を確認したぜ?ヤツは必ず、此処に来る!」

「此処に・・ヤツが?」

「お前を殺しにな?・・ぐわあ・・」

 

ロッキーは、偽バグシィの銃に殺される。その状況を双眼鏡で確認しつつ会話を盗聴しているゴルゴ。

 

しかし・・こんな場面あったかな?二人共ゴルゴに殺られたような・・。

「有罪(ギルティ)」とかゴルゴが言った気はするけど・・思い違いかな?

 

ゴルゴ襲撃に備え、守りを固めるバグシィ。そして夜半・・屋上に侵入者。屋上の空調室に殺到する部下達。

ゴルゴはアーモンド臭ガスを通風孔に投げ入れ、ロープで下へ。その時、空調室へ部下が銃を乱射し突入する。

青酸ガスと思ったバグシィは慌てて外のベランダへ部下と飛び出すが、そこにはゴルゴが?部下諸共、バグシィを撃つゴルゴ。

 

「・・ただの・・アーモンドの・・匂いだったのか・・」

 

バグシィは息絶える。それを確認し、去って行くゴルゴ。そこへ空調室に突入した部下から電話が入るも・・

 

「こちら空調室。ゴルゴの姿はありません。もしもし?・・もしもし!・・おいっ!誰か返事をしろぉっ!!」

 

その叫び声をバックに、部屋を去って行くゴルゴのドアを閉める音が響く・・

 

ってまあ・・今回は、こんな話だった訳ですが・・こんなラストだったかなあ・・変な違和感ばっかりがあったエピソードでした。

確かにゴルゴ13って、映像化するのが難しいわなあ・・。

元々、ゴルゴ13ってメリハリの少ない淡々としたエピソードも多いので、

なかなか緊迫感が生まれ難いって短所があるから映像向きじゃ無いのかも。

大体、独特の世界観がある作品だしね。

TVアニメ版も、これはこれでいい気もするけど。

 

 

「若き天才スナイパー・カッツ。国務省からの依頼。

 それは空港に現れるであろうゴルゴ13を抹殺する事。計算づくめの作戦がゴルゴを待ち受ける。

 次回ゴルゴ13『デッド・アングル』 ヤツの後ろに立つな!命が惜しければ!」

 

あれ?・・聞いた事はあるんだけど、思い出せない・・記憶力が落ちたなあ・・と今回も実感する今日この頃。

 

 

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