堕ちた神の子vs死神 『 ゴルゴ13 』 target.16 『 死臭の聖者 』 を視聴。
何というかなあ・・ミハイルがチンピラ紛いのインチキ宗教教祖になってて、
「シベリアの大地が生んだ呪われた子」の不思議な力が、まやかし・・
某宗教の教祖が空に浮くとかいう出鱈目と同じになったのが残念でしたね。
原作のミハイルは色々な面で冷静だった訳ですが・・
で、仮面の男ミハイルを赤い彗星のシャアこと「池田秀一」さんが演じられてました。
こういうのも粋って言うのかな?仮面が剥がれるまでは・・まあまあでした。
この方はマチルダ・アジャンを演じてた「戸田恵子」さんと結婚した事でも有名。
今は離婚されて「玉川紗己子」さんと再婚されてますわね。
とにかく「池田秀一」さん=シャア・アズナブルと言われるぐらいイメージが強い。
まあアンチの方だと「ああ、あの子役されてた方」とか言って反論されるそうですが、
そんなマニアックすぎるネタって、私も知人に聞くまで全く知りませんでしたわ。
「機動戦士ガンダム、Zガンダム」のシャア・アズナブル・・アニメファンで、シャアを知らない人って珍しいんじゃないかな?というぐらい。
元々はアムロのオーディションを受けたらしいけど、シャア役を受けて決定。
「シャアに呼び止められた」云々、本人が言ったとの噂があるくらい。
実は他の方にシャアは内定してたけど・・とかいう話もチラリ聞いた事がある。
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のギルバート・デュランダルも印象的。
他に「名探偵コナン」の赤井秀一なんか、どうみてもシャアがモデルだろ?とか言うぐらいシャアのイメージが強い。
名前自体、(池田)赤い(彗星のシャア)秀一ですもの(苦笑)。
「聖闘士星矢」のスコーピオンのミロとかもインパクトありましたね。
「アルスラーン戦記」のヒルメスなんかも良かったな〜。
洋画の吹き替えなんかも多い方で、特撮戦隊モノなんかも出てます。
「忍風戦隊ハリケンジャー」の七の槍サンダールは、とにかく渋かった。
これはどう表現したものやら・・まあ宇宙剣士みたいなものでした^^;
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のバット・リーもストイックな師匠ってイメージ。まあコウモリ人間でしたが・・^^;
独特の声質もあるんだろうけど、渋い二枚目を演じられるのが多い方ですね。
刑事リンチを演じてるのが「中村大樹」さん。
私が一番印象的なのが「鎧伝サムライトルーパー」の伊達征士。アレって一番カッコ良かったわな〜。別名「光輪のセイジ」
必殺技が「雷光斬」後にパワーアップしたのが「超弾道雷光斬」
昔、書いてた創作「影の軍団」の主人公の必殺技で〜す・・あはは^^;
とにかく「超弾道・・らぁ〜いぃこぉ〜うぅざんんっ!」の言い回しは秀逸でした。
あと印象に残ってるのが「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の冥王ジルフィーザ。
あれはカッコ良かったわね・・最後は可哀想だったけど、渋い悪役でした。
カレン役の「加藤優子」さん。ヒョードル役の「石井康嗣」さん。マリア役の「赤池裕美子」さん。
この御三方は、名前も声も聞き覚えがあるのですが、どうにも思い出せません^^;
何に出ていたかなあ・・妙に引っ掛かるのは確かなんですが・・。
では、今回のあらすじ・・
新興宗教の教祖、仮面の男・ミハイル。
彼の信者たちは洗脳され、死をも恐れない戦闘集団と化し勢力を拡げていた。
刑事リンチは、潜入捜査の末に無残に首を吊らされて殺された婚約者がいた。
彼女の・・婚約者カレンの仇をとる為、彼はゴルゴにミハイル殺害を依頼する。
ゴルゴは「ミハイルの城」と呼ばれる高層ビルの中へと潜入。
ミハイルと信者はゴルゴの持つ異様な雰囲気に気づき、彼に監視をつけるが?
って話なんですが・・
刑事トミーがリンチって名前変わってる。「ロシアの城」も「ミハイルの城」だし。
ロシアマフィアが振興宗教に変更ってのは、何となく解らなくもないですが・・
何故かっていうと、テロとかに近いのは、後々問題になりやすいから。
宗教だとテロって世界中にあるので、誤魔化しやすいからでしょうね。
ゴルゴ自体は確かにテロリストだけど、まあちょっと例外的な存在だし。
曖昧にしてあるのは、ロシアの名は出したくなかったのでは?とか思います。
にしても、妙にアメリカ人ばかり殺す場面があって、他が曖昧ってのが違和感。
まあ、それはともかく本編を紹介・・と。
大都会の夜も更けた、在る巨大なビル・・そこで一つの集会が行われていた。
様々な民族、老若男女が入り乱れ、一心に胸の前に手を組み、祈っていた。
その前に居るのは、車椅子に座った年配の男と、白装束を身に纏った仮面の男。
男の後ろを、彼の警護しているのであろう親衛隊らしき面々が囲んでいた。
男は車椅子の老人の両足に手を翳し・・彼を促す。
「・・さあ?自分の足でお立ちなさい。」
老人は、ゆっくりと車椅子から立ち上がると、感激のあまり彼の前に正座し感謝する。
「おおお・・ミハイル様・・有難う御座います。」
「奇跡です!ミハイル様が奇跡を起こされました。奇跡ですっ!」
側近のヒョードルが大声で仮面の男ミハイルの奇跡を連呼する。集まった面々は感動する。
それを冷静に見ている一人の女性の姿があった・・。
彼女・・カレンは刑事であり、名を変えて「ミハイルの城」へ潜入していたのだ。同僚で婚約者のリンチの説得を振り切って・・。
「潜入?無茶だ!」
「ミハイルの狙いを探るには・・それしかないわ。」
「危険だ。ミハイルの信者は、死を恐れないゾンビのような集団なんだぞ?」
ミハイルの信者は、自爆テロを相次いで行っていた。
自らターゲットに近づくと、手榴弾のピンを抜き、抱きついて自爆するのだ。
手榴弾による特攻部隊とでも言うのか・・その凄まじさは恐怖だった。
財界人、政治家・・次々と行われる自爆テロ・・警察は無力だった。
「だからこそ・・早く手を打たないと?」
「俺が潜入する。婚約者の君に、そんな危険な目に合わせられない。」
「女性の私だから出来るのよ。女だったら向こうも怪しまない筈よ。」
「カレン・・。」
信者達の前で演説するミハイル。その信者の中にカレンの姿があった。
「貴方達は常に精霊の庇護の下にいるのです。だから死など何も恐れる事はない。」
銃を一人の女性マリアに渡すミハイルは、マリア自身を誰かに撃たせる様に命ずる。
ナターシャと名を変えたカレンは、その銃でマリアから撃って欲しいと懇願される。
ミハイルに狂信的なマリアにとって、彼の言葉は神の言葉だったから。恐怖に慄くカレン。
そんなカレンから銃を奪うとミハイルはマリアに向けて撃つ。バ〜ン!・・だがマリアは無傷。空砲だったのだ。
「有難うマリア。君のような女性こそ、我々の理想を具現化する原動力となる。
君には違う教育が必要のようだね?ナターシャ・・いや?カレン刑事。」
自分の正体を何時知られたのだろう?驚愕に慄くカレンであった。
そして翌日の朝・・ある殺害現場に慌てて走るリンチの姿があった。
リンチは信号機に吊り下げられた無残なカレンの姿を見て・・絶叫した。
「うわああああああああああああああああああああああああああ・・」
OPENING。
俯き地下鉄を待つリンチ。来た地下鉄に乗り込むと、辺りを見回す。
ある人物を確認し、そこへ赴くと彼の前の座席に座る。男はゴルゴであった。
「Mr.デューク東郷・・よく来てくれた。」
「前を向いたまま話せ。」
「・・ミハイルを・・ミハイルを殺してくれっ!」
「ミハイル?新興宗教の教祖だな?」
写真を一枚取り出すとゴルゴに見せる。若き頃のミハイルの写真だった。
「10年前のミハイルだ。今は素顔を見せないらしい。」
「何故、この男を?」
「ヤツは死をも恐れぬ戦闘集団を作り上げ、今も、その勢力を拡大している。
今・・警察が連中を制圧しようとすれば、夥しい数の死者が出る。だから上層部は制圧命令を下せずにいる。」
「それで、あんたが自分で金を出して俺にミハイルの抹殺を依頼するというのか?」
「ん?」
「俺に仕事を依頼するには大義名分はいらない。依頼する本当の理由を聞かせてくれれば良い。」
「あ、ああ・・ヤツに・・婚約者を殺されたっ!俺は、心から彼女を・・だから・・仇をっ!・・彼女の仇を討ってくれっ!」
「・・ミハイルについて知っている事を話してくれ。」
「おおっ?引き受けてくれるんだな?」
数日後、ゴルゴは入会者を装って「ミハイルの城」へ潜入した。
「ミハイルは奇跡を見せて信者を集め、その信者達を洗脳して、死をも恐れぬ戦士に変えてしまう。
ヤツは、常に『ミハイルの城』と呼ばれる高層ビルに隠れていて、近づくのは容易じゃない。
何故、マスクを付けるようになったかは不明だ。ギャングの襲撃で怪我をしたという噂もある。
ただ・・マスクをするようになって、ヤツの凶暴さが増したのは確かだ。」
ミハイルは新しい信者達に奇跡を見せ付ける。触れずに蝋燭に火を付け、病で歩けぬ老人に手を翳し立てらせた。
それを奇跡と奉るヒョードルの叫び。ミハイルに帰依すれば永遠の命を授かると煽動していく。
ゴルゴは黙って、その光景を見つめていたが、ミハイルがゴルゴに気付く。
「・・君には百年前・・いや?五百年前に逢った気がする。我々の故郷、母なるオビ川・・次の巡り合いは、案外・・近い気がする。」
ゴルゴの前を立ち去るミハイル。冷たい目でミハイルの後姿を見つめ続けるゴルゴ。
ミハイルは別室で側近のヒョードルに叱責する。
「何度言えば解る?爺ぃの立ち上がるタイミングが早すぎる。もういらん!殺せ!」
「かしこまりました。」
「それと、あの不気味な目の東洋人。ヤツは政府の犬の可能性がある。目を離すな。」
「既に監視をつけております。」
その頃、リンチは自宅でギャングの襲撃を受けていた。ゴルゴへの依頼金3百万ドルは、彼等から奪ったものだったのだ。
「金は何処だ?」
「アレなら寄付した。」
「3百万ドル全てを?」
「ああっ!ミハイル様にな?」
カレン・・ゴメンよ?君の復讐をする為に、俺も犯罪者になってしまった。
ギャング達に容赦なく射殺されるリンチ。
「しょうがねえ・・ミハイルに請求するか?」
銃を胸にしまう男の腕に刺青が?
ゴルゴを含む新しい信者達は、銃の使い方や戦闘訓練を受けていた。
ゴルゴは、その後アジト内をうろつくと立ち入り禁止区域で追い返される。部屋へ戻りベッドに入ったゴルゴを確認する兵士。
その頃、ミハイルの処に側近のヒョードルからゴルゴの情報が齎されていた。
「私の命を狙うスナイパーがいる?」
「警察内部の信者からの情報なので、まず間違いありません。
その男に狙われたら、例えアメリカ大統領でも助からないと言われる超一流のスナイパーです。」
「・・あの男だ。雇ったのはCIAか?FBIか?」
「それが・・ニューヨーク市警の刑事らしいのです。」
「刑事?」
「ギャングの金を強奪して、その金で雇ったようです。」
「例の東洋人だっ!すぐ始末しろっ!!」
「はっ!」
寝ているゴルゴを襲うが、既にゴルゴは移動していた。
出口を封鎖し、ゴルゴを追撃するミハイルの信者達。高層ビルに非常ベルが鳴り響く。
階段を駆け下りるゴルゴ。下りた地下にはコールタールの沼があった。
「・・カレンの報告によると、ミハイルは死体を死霊として甦らせて、自由に操れる男が現れると本気で信じているらしい。
だから殺した死体を地下のコールタールに沈めて保存しているのだとか・・。」
コールタールを見つめるゴルゴは、そこへ死体を運んでくる者に気付き隠れる。
その死体の手首にはリンチを射殺した男の刺青があった。
「ギャングか?」
「バカなヤツラだ。刑事が寄付した3百万ドルは元々は俺の金だから返せと乗り込んで来たんだ。」
「刑事が3百万ドルを寄付?実際、そんな寄付があったのか?」
「無いよ・・その刑事が殺される間際に、そう言ったらしいけどな?」
殺されたギャング達をコールタールへ沈めてゆく。そこへ緊急連絡が?
『ミハイル様を狙う殺し屋がビル内を逃走中。見つけ次第、殺せ。』
「ギャングの次は殺し屋か・・ぐおっ??」
一撃で後頭部から首を圧し折るゴルゴ。もう一人も・・ゴルゴは配電盤に手榴弾を仕掛け、爆発。一時的にビルの明かりを消す。
暗闇に乗じて発砲し、同士討ちを誘発させ、手榴弾で吹き飛ばす。
ゆっくり去って行くゴルゴ・・それを後ろから見つめるミハイルの姿があった。
前半終了。
側近のヒョードルにゴルゴ抹殺指令を出すミハイル。
「・・やはりヤツこそ、悪魔と契りを結び、死霊を甦らせる男なのだ。私が待っていた男は、友ではなかったか・・。」
「如何致しましょう?」
「全ての戦士にヤツを追わせろっ!」
「しかし、それでは?依頼された日時に、ターゲットを爆死させる事が出来なくなりますが?」
「構わん!ヤツは神である俺を殺そうとしているんだぞ?
依頼人が文句を言ったら、お前も殺すと言ってやれ!客は世界中にいる!いいな?」
「はっ。」
夜の街を歩くゴルゴを、ミハイルの戦士達が手榴弾のピンを抜き襲い来る。
次々と避け、射殺してゆく。時には死体を盾として手榴弾を避ける。
殺された仲間を気にもせず、マシンガンを撃ちまくるゾンビの群れ。
地下の駐車場に追い込まれるゴルゴは、マンホールから下水道へ。
「何?下水道に?」
「申し訳ありません。網の目の様なニューヨークの下水道に逃げ込まれて、梃子摺っているようです。
しかし、ヤツは絶対・・此処に近づけさせませんから、ご安心下さい。」
だが赤外線スコープを装着し、ゴルゴ真っ暗な中で次々に追っ手を射殺してゆく。
ミハイルの追っ手は・・下水道で全滅した。ヒョードルの報告に驚きを隠せないミハイル。
「・・全滅?」
「・・はい。ミハイル様、完全に連絡が途絶えました。」
「精鋭部隊の戦士達が・・ヤツたった一人に?」
「これ以上、追っ手を差し向けますと・・ここの警護が手薄になります。」
ヒョードルと話していて、地下のマンホールに気付くミハイル。
「まて?確かヤツは・・下水道に逃げたと言ったな?
地下の集会場にも下水道に通じるマンホールがあったぞ?警護の信者を地下へ集合させろ!」
「はっ!」
地下のコールタールの部屋へ赴くミハイル。懸命に辺りを調べる部下達。ふとマンホールを調べるミハイルは?
「見ろ?泥が浮いている。ついさっき動かした証拠だ。」
「ヤツは、この地下から侵入した。辺りを徹底的に探せ!」
ミハイルの指摘に、ヒョードルは部下へ命令を下す。マンホール傍に残るはミハイルのみ。
そしてミハイルの背後のコールタールに異変が?コールタールが盛り上がり始め、不気味な姿を見せ始めた。
ミハイルの目の前に立つコールタールの巨人。それに驚き、一歩二歩と後ろへ退くミハイル。
巨人に目が?それは正しくゴルゴであった。死霊と思ったか?
何故かゴルゴに手を広げるミハイルを殴り飛ばすゴルゴ。ミハイルの白い仮面が弾け飛ぶ。恐れおののき狼狽するミハイル。
「ああああ・・・ぎゃあああああああああああ・・・・」
コールタールに火をつけるゴルゴ。辺りは火の海と化してしまう。絶叫し続けるミハイル。
そこへ部下達が駆け付けるが?そこには後ろからミハイルを羽交い絞めにしたコールタール塗れのゴルゴが。
その後ろに燃えるコールタールの業火。喘ぎ苦しむミハイル。
「いやあああ・・助けてええ・・助けてくれえええええええええ・・・」
「し、死霊だ・・死霊が甦った・・うわあああ・・・」
慌てて逃げ出す部下達。踏み潰れる仮面。ヒョードルは紋章を片手に?
「ま、待て?お前等。ミハイル様をお救いしろ!ミハイル様!今、お助けします!オノレ、死霊ゥ・・ぐお?」
額を撃ちぬかれる幹部ヒョードル。ゴルゴの右手には拳銃があった。
そして左手で首を捻り、首の骨を折ってミハイルを殺したゴルゴ。
そしてコールタール塗れのレインコートを脱ぎ捨て、その場を去った。
「ミハイルの城」は火に包まれ・・最後の断末魔を迎えていた。呆然と、それを見つめる信者達。
その燃える高層ビルをバックに、ゆっくりと歩み去るゴルゴであった・・。
ENDING。
というお話。 全般的にミハイルの設定が中途半端というのが印象だったかな。
原作は「シベリアの大地が生んだ呪われた子」ロシア正教の元司祭なんですが・・
まあマフィアの抗争じゃないからチャイニーズマフィアのエピソードを外したのは、中国を刺激したくない意味合いも多分にあるだろうなあ。
日本のアニメ自体、何かと問題になる話がちょこちょこ出て来てるらしいから。
病の老人も毎回、同じみたいで何ともはや?みたいなところがアレでしたが・・
原作は、ホントに出来るみたいな描写だったから、わざと演出を変えたのかも。
あと、刑事リンチが依頼金の300万ドルを強奪して工面したってのも・・ちょっと。
刑事に強盗させて依頼金を作るなんてエピソード自体が原作には無いからなあ。
説得力も考えたんだろうけど・・確かに一介の刑事が作る金じゃないのは確かだし。
悲劇性を高めるというか、カレンが生きてないトミー(この場合はリンチね)に生きてる意味が少ないのは確かだろうし。
原作じゃカレンって美人だったのにな〜・・トミーは不細工でしたが^^;
マンホールのシーンも、ミハイルが超状的な力で侵入を察知したんだけどな〜。あれじゃ、まるで探偵でんがな。
ラストシーンそのものは原作より良かったけれど、ミハイルの断末魔が情けない。
ゴルゴを死神っぽく見せる演出だったんだろうけど、多少あざとかった感がある。
ミハイルに、あんな命乞いをさせて欲しくはなかったってのが本音。
あと突っ込みたいのが、ゴルゴがコールタールに火をつける場面。
原作では、ミハイル殺害後、マンホールから脱出の際に火をつけてましたが、
TVではミハイルを抱えたままの状態で、後ろへ火を投げ入れました。
あの状態のゴルゴってコールタール塗れですよ?あんなに後ろが燃えてたら自分も引火しまんがな^^;
演出的には、業火をバックってのは映えるのは確かですが・・ちょっと考えなしの演出なのが残念。
私が持っていたミハイルのイメージとは違いましたが、まあ仕方ないでしょう。
炎に包まれた「ミハイルの城」をバックに歩み去るゴルゴは渋かったですからね。
ただ思うのが・・ロシアマフィアとかチェチェンマフィアって山ほど出るゴルゴ。
もしエピソードが放映されるにせよ、改変は確実な気がしますね。
聞いた話では予定だと4クール1年らしいので、本当なら結構楽しめそうです。問題は・・打ち切られなければよいのですが・・^^;
サザエさんみたいに長〜くしてくれないかなあ・・スポンサーがつかんか(苦笑)。
さて次回は?
「ハワイで起きた狙撃事件。ゴルゴが犯人であると直感した刑事は、数年前に後一歩のところまで追い詰めていた。
歳月は人を変える。直ちに島から出ろと、刑事はゴルゴの前に立ちはだかった。
次回ゴルゴ13『残光』 ヤツの後ろに立つな!命が惜しければ!」
あれ?・・これも聞いた事はあるんだけど、思い出せない・・。どんなエピソードだったかなあ・・まあ次回の楽しみって事で。ではまた^^