死神の前では、誰も死を免れない『 ゴルゴ13 』 Target.25 『 フロリダ・チェイス 』を視聴。
今回、むりやりデイブ・マッカートニー出してきましたね〜。
原作では出て来ないんですが、ヘリや武器調達の方法が描かれてないから敢えて追加したんでしょうね。今回も、そこそこ楽しめました。
マガリス・アルメーダを演じてるのが「土井美加」さん。
「超時空要塞マクロス」の早瀬未沙で余りにも有名な方ですね。ただ、この役が当たり過ぎて・・イメージが固定化されちゃったかも。
「聖戦士ダンバイン」のマーベル・フローズン、
「学園特捜ヒカルオン」の葉月あずみ、
「重戦機エルガイム」のフル・フラットなど大人っぽい姉さんタイプの女性を多く演じてますね。母親なんかも多いとは思いますが。
悪党ホセ・カンポスを演じてるのが「屋良有作」さん。憎憎しいホセを見事に表現してましたね。
ナレーションが多いイメージの方ですが、「ボルテスV」なんかだと下っ端をしょっちゅうしてたイメージあるなあ。
あの時期の東映ロボットモノだと、端役で良く出てた気がします。
一番印象的なのは「銀河英雄伝説」のナレーションでしょうか。洋画の吹き替えも、確か多いですね。
ホセに利用されたシャノンは「柚木涼香」さん。「なのはAs」「なのはStrikerS」のシャマルが余りにも印象的です。
ですが、それより「舞-乙HiME」のハルカ・アーミテージ准将が一番かも?あれはインパクト満点な役でしたからね〜。
ボケも多い役柄でしたが、妙に可愛い面も持つハルカは人気ありますし。
シャマルとは相反する役柄ではありますが・・そそっかしいのは同じか^^;
シャノンの弟リッチーを「水島大宙」さん。何処かで聞いた名前だなあ。名前は良く見かけるんですが・・はて?
ギアスにも出てるとか聞いたな。R1だと記憶にないから、R2で出てるのかな?まだ見てないからなあ・・。
情報屋のミランダは「八十川真由野」さん。この人は知らないなあ。でもなかなか良い声質の方でしたね〜。
あらすじですが・・
ゴルゴに依頼されたのはフロリダ州立刑務所に収監されていた麻薬売人ホセの狙撃。
しかし、そのホセは、別の刑務所へ移転中に護送車を脱走してしまう。
仲間が強奪した空の現金輸送車に乗り込むと、国外逃亡を図りハイウェイを疾走する。
警察も彼らを必死に追跡、待ち伏せしながら攻撃するが、
ホセの乗った輸送車には、バズーカ砲をも弾き飛ばす最新鋭の防護設備が施されていた。
国境付近でバリケードを組む警官隊に紛れたゴルゴは、ある秘策で標的殺害に挑む!
果たしてゴルゴは、どうやってホセを狙撃するのだろうか?
本編
アメリカ・フロリダ。200万ドルを運び終えた現金輸送車が帰路へ着いていた。
ホッと気が抜ける2人の警備員。その目前でローラースケートの女性が、いきなり飛び出して来た。
急ブレーキを掛けるも、轢いてしまったかと、慌てて車を降りる警備員達。
降りるのを確認した一人の若い男が運転席に飛び乗ると、車を発進させる。驚く警備員達。
そして轢かれた筈の女性が、いきなり立ち上がり車に飛び乗る。
そして現金輸送車は、呆然とする警備員と近くの人々を残して走り去って行った。
後刻、TVで現金輸送車のメーカーが現金輸送車が空だったという説明を聞きながら、一人の女性が誰かを待っていた・・。そこへ・・?
「・・マガリス・アルメーダか?」
「Mr・・デューク東郷・・。」
驚き、慌てて椅子より立ち上がるマガリス。彼女が待っていたのはゴルゴだった。
「・・座れ。用件を聞こうか?」
OPENING
マガリスは、椅子に座ると一枚の男の写真をゴルゴに見せた。
「・・ホセ・カンポス。ターゲットは、その男です。」
「・・移民か・・。」
「麻薬売買を巡って、売人を殺害。終身刑を受け、フロリダ州立刑務所に収監中です。」
「・・殺人犯一人に外相補佐官、直々の依頼か?」
「問題は・・その男が、このフロリダでバラ撒いた麻薬の出所です。
アメリカ当局は、今のところ確証を掴んでは居ませんが、カンボスは、我が国の麻薬密売組織と結託し、汚れた金を得ているのです。
アメリカ・・特にフロリダには、我が国からの移民が多く暮らしています。
カンポスの様な一握りの人間の為に、善良な移民と我が国の評判に、傷が付く事があってはならないのです。
刑務所の中といえども、アメリカの領土です。
我々としても、出来る限り手は打ちましたが・・悪運強く抜け目ないホセ・カンポスは、未だに健在。
最早、貴方におすがりするしかないのです・・Mr.デューク東郷。」
マガリスよりカンポスの写真を受け取ると、ゴルゴは去って行った・・。
ゴルゴは情報屋のミランダの所へ赴き、カンポスの所在を探るが・・?
「・・ホセ・カンポスが、フロリダ刑務所から出た・・どういう事だ?」
「GPSによる・・監視システムに引っかかったの。
足首に付けたリングから、執行猶予中や、仮釈放、刑務所の外に居る犯罪者の居場所を割り出す仕組みなんだけど・・。」
「カンポスは、所内で何度も暴動を起こし、その度に移転を繰り返している。
また何処か、別の刑務所に護送されるんだろう。逃走に備え、追跡装置を装着させた。」
「そうかっ・・護送か。流石ね。つまり此れを追えば、彼が次に入る刑務所が判るって訳ね。」
「確認出来次第・・移転先のデータを調べてくれ・・。」
「了解。待ってて。」
そのカンポスと他の囚人を載せた護送車が移動していた。
「おい、見ろよ。そこの角のデスペラードって店、デメララ・ラムのカクテルがうめえんだ。
おっ?それから次の角のマドレって店も、結構いけるぜ。」
「煩いぞ、カンポス。」
「ふっ・・」
カンポスは注意され、肩を竦め・・そして、外を見てニヤッと笑った。その護送車を横腹から追突する車があった。
それは盗まれた現金輸送車だった。その混乱の最中、手錠の鎖で護送の警官の首を絞め殺すカンポス。
そのまま壊れた護送車の外へ出る。それを見た女性が車から出て来る。それは空の現金輸送車強奪犯の一人だった。
「ホセっ!」
「よくやったぜシャノン。俺の銃は?」
「あ・・これ。」
シャノンから自分の銃を受け取ったホセは、警官、囚人構わず全員射殺。そして護送車の運転席へと向かった。警官を殺す為に・・。
「よっ?悪かったな、煩くて。差し入れの携帯電話だ。こいつで護送車の位置を仲間に知らせてたんだよっ!」
ズキュ〜ン。ホセは護送車の全員を射殺すると、その場を去って行った。
「え?」
「どうした?」
「警報が出たの。足のリングが壊されて、ホセ・カンポスが逃走したみたい。
嘘?昨日キーウエストで強奪された現金輸送車。あれで逃げてるらしいわ。」
「追跡しているパトカーの情報が、警察のコンピューターに打ち込まれる筈だ。ナビゲーター地図上に表示出来るか?」
「ええ・・US1を北上中よ。
それにしても輸送車襲撃の目的が、輸送車そのものだったなんて・・(ピピ) あ、はい。お待ち下さい・・Missマガリスよ。」
その時、マガリスより電話が入った。電話をゴルゴに手渡すミランダ。
「・・何だ?」
「たった今、ホセ・カンポス脱走の知らせが・・ご存知ですか?」
「・・ああ。」
「逃げ切る前に・・どうか、この逃走中にカンポスを亡き者にして下さい。
対外的に、逃走を許した後の暗殺では意味が無いのです。お願いします。」
マガリスより電話がきれる。ミランダに指示するゴルゴ。
「・・そのまま追跡を続けてくれ。それから・・カンポスが乗ってるのと同型の現金輸送車の設計図を入手して欲しい。」
「設計図は、メーカーのコンピューターに侵入すれば手に入るけど・・でもアレは戦車にも匹敵する鋼鉄の要塞なのよ?
一体どうやってそれを?」
「どんな要塞にも・・構造上の弱点は必ずある・・頼んだぞ。」
札束を一つ渡すと、ゴルゴはミランダの部屋を後にした。
US1を逃げる現金輸送車。それを追うパトカーの群れ。
「ホセ・・おまわりの数が、どんどん増えてるよ。」
「へっ!窓を開けねえ限り、この車は大丈夫なんだよ。安心して走れ。」
追うパトカーの警官達が、次々と発砲する・・だが?
「見ろよ。弾を喰らったってパンクもしねえだろうが?」
「え・・ほんとだ。」
そこへ車の左横につけたパトカーが運転席のシャノンへ発砲。しかし、防弾ガラスが弾丸を全て跳ね返す。
業を煮やしたカンポスが、シャノンよりハンドルを横から取ると、そのまま左に寄せパトカーをガードレール外へ弾き飛ばしてしまう。
爆発炎上するパトカーから慌てて飛び出す警官。それに巻き込まれる白バイ。
それを見て、後部荷台のシャノンの弟リッチーがはしゃいでいた。
「すげえや・・最高だぜ、ホセの兄貴。」
「いいから、お前は、そこに隠れていろ。姿を見せるんじゃねえ。」
「そ、そんな・・俺だって。」
「ツベコベ抜かすんじゃねえ。お前等は俺の言う通りにしてれば良いんだ。俺様の計画は完璧なんだからよ。」
「そうよ。ホセの計画は完璧よ。リッチー?」
「ああ・・判ってるよ、姉ちゃん。」
その頃、ゴルゴはデイブ・マッカートニーに逢っていた。
彼に、武器やヘリ、そして警官服の調達を依頼していたのである。ゴルゴからケースを受け取り、金を確認するデイブ。
「・・後はヘリと腕の良いパイロット、ご注文の品は全て揃えましたよ?
何しろ急な発注だったんで、骨が折れましたがね。今度は、何をおっぱじめようっていうんです?」
「・・試せるか?」
「ええ。奥でどうぞ。」
用意された銃を確認するために奥の射撃場へ向かうゴルゴだった。
前半終了
ゴルゴはデイブの用意したヘリでホセを追っていた。そのゴルゴにミランダより連絡が入った。
「カンポスはUS1から、インターステートハイウェイ10号線に入り、現在、時速100マイルで西に向かってるわ。
メキシコへ逃げるつもりじゃないかしら?それから、現金輸送車の図面・・手に入ったから送信するわね。」
ノートパソコンを開くゴルゴ。操作し、送信してきた図面を調べるゴルゴ。
同じ頃、輸送車は相変わらず、多くのパトカーに追われていた。その恐怖を紛らわすかのように、ホセに話し始めるシャノン。
「・・メキシコに行ったら私・・黒髪に戻すんだ。アディオス、ブロンドって感じぃ。」
「ブロンドは、お袋さんの遺言じゃなかったのか?」
「うん・・口癖だった。祖国に居る時も、アメリカに渡ってからも・・。例え白人でも、髪は黒よりブロンドの方が幸せになれるって。」
「ふっ・・幸せね。」
「逃げた父さんを待ち続けて・・その日の食費にも困って・・母さんはブロンドのまま死んで逝った・・ブロンドなんて・・ホセ?」
シャノンの髪を撫でるホセ。その行為に絆されるシャノン。
「あんただけは私達に優しくしてくれた。あんたの為なら私、何だってするよ。」
「俺達は家族だ。」
「うん。メキシコに行ったらリッチーと3人、幸せに暮らそうね。」
「ああ・・そうだな、シャノン。」
そう言いながらも、ホセの顔は何かを企んでいた。
その頃、ヘリに乗っているゴルゴは、図面から何かに気付いた。そしてヘリは、目的地に着こうとしていた。
多くのパトカーがバリケードの様に固めるも、それを弾き飛ばす輸送車。
警官の一人がバズーカを撃つも、全くビクともしない輸送車。それに興奮する後部荷台のリッチー。
「すげえ。バズーカ砲も、目じゃねえよ。マジ、戦車だ。無敵だよ、無敵。もうすぐメキシコだ。ブっとばせ、姉ちゃん。」
「うんっ。」
「あ・・」
ズキュ〜ン。車内に銃声が響き、リッチーが倒れる。リッチーを射殺したのはホセだった。驚きを隠せないシャノン。
「えっ?・・ああ・・。」
「バカが。姿、見せるんじゃねえって言ったろうが。お前は、俺の身代わりなんだからよぉ。」
「何・・何よ、これ・・何?なあ・・?」
「悪いな、シャノン。ほら?前を見てアクセル踏んでろ。メキシコに逃げたぐれえじゃ自由にゃなれねえんだよ。
何しろ俺に死んでもらいたがってる同胞は、山ほど居るんだ。国境を抜けたら此の車を燃やし、その中にお前達二人の焼死体を残す。」
「えっ?」
「警察は、俺が死んだと思うだろう。
まあ歯型やDNAを調べるかもしれねえが、高飛びの時間は充分稼げる。俺は、晴れて自由の身って計画なのさ。」
「・・家族じゃ・・なかったの?」
「生き延びる為なら家族だって売るんだよ。」
「・・騙したのね・・私達を・・騙し続けてたのね。」
「出方によっちゃ、お前は助けてやっても良いんだぜ?シャノン・・ふ。」
シャノンに拳銃を突きつけながら、不適な笑みを浮かべるホセだった。
弟のリッチーを射殺され、ホセに騙された事にようやく気付いたが、既にあとの祭りだった。
後悔しながらも運転を続けるしかないシャノン。
車の進行先にバリケードを作り、待機する警官達。その中に・・ゴルゴの姿もあった。ゴルゴは、どうするつもりなのだろうか?
「ホセ・カンポスはラレドに向かい、メキシコ入りする気だ。
必ず、このサンアントニオで阻止するんだ。いいか?我々の面子にかけてもカンポスを通すなっ!」
「しかしよ?バズーカの直撃でもビクともしない化け物に・・いくらアーマーピアシング(徹甲弾)でも通用するとは思えないぜ。なあ?」
「・・ああ。」
「あん?変わった銃だな。支給されたものかぁ?」
「・・ああ。」
弾丸を装填し、準備するゴルゴ。そして輸送車がやってきた。
ホセはバリケードに気付くと、シャノンの靴の上に自分の靴を乗せ踏む。
アクセルを吹かせてスピードを上げさせる為だった。スピードを上げ、突っ込む輸送車。それを銃撃する警官達。
「けっ・懲りねえヤツ等だぜ。いいか?ブっちぎれ。」
「ええ・・?」
撃ちまくる銃撃の嵐を物ともせず、バリケードを突き破る輸送車。その前に銃撃しながらゴルゴが立ち塞がる。
そのまま突っ込む輸送車が走り去った後、ゴルゴの姿は無かった。轢かれ、弾き飛ばされたのか?それとも・・
何と、ゴルゴは車体下にしがみ付いていたのだ。そして・・何かを探していたゴルゴは、遂に何かを見つけた。
ズキュ〜ン。銃撃するゴルゴ。弾丸は床からホセの体を下から貫通。弾丸はホセの脳天に達し・・止まった。
そして車の下から現れるゴルゴ。それを見て、警官が駆けつける。
「お〜い・・おい大丈夫か?怪我は無いか?」
「・・俺に構わず、ヤツを追ってくれ。」
「ああっ!」
ゴルゴを気遣いつつも、ホセの後をパトカーで追う警官達。
その頃、無我夢中で車を運転していたシャノンは、ホセの異常に気付く。
肩を揺らすシャノン・・そのまま前のめりに倒れるホセ。余りの驚きに、車を停車させるシャノン。
ホセは・・口を開けたまま、驚愕の表情で既に死んでいたのだ。
弟リッチーをホセに射殺され、ホセも謎の死を遂げてしまった。
シャノンは・・ただハンドルに俯き、泣き哀しむしか出来なかった。そこへ、パトカーが追いついて来た・・。
『現金輸送車における逃走劇は、国境直前で意外な結末を迎えました。
当初、主犯のホセ・カンポスは共犯者により射殺されたと報道致しましたが、
調査の結果、車体底部のマフラー孔から徹甲弾が貫通し、シャーシーを抜けて助手席のカンポスに当たったという事が判りました。』
その報道をTVで見ながら、マガリスは驚きを隠せなかった。
「死神の前では・・誰も、死を免れない。流石はゴルゴ13。見事に依頼を果たしてくれた・・。」
ソファを立ち上がり洗面所へと向かうマガリス。鏡の前で取り出したモノ・・それは?
祖国では・・色が白い程、重要視される。
白人でも、髪が黒いより金髪の方が高い地位に付ける・・。その為に・・髪の黒い白人は、必死に金髪に染めている。
だから・・カンボスの様な男が、飛び出して行く・・これからも。恐らく・・私達が、髪を染め続けねばならない限りは・・。
自らの髪の根が黒くなった部分を、金髪へと染めるマガリス。金髪の呪縛・・それは余りにも哀しい呪縛。
そして・・夜のハイウェイをゴルゴの車が走り去って行く・・END。
ENDING
原作では、ホセがリッチーを射殺し、シャノンを拳銃で脅す場面は無いんですが、
この辺りはホセの悪党振りが際立って、二人が利用されたというのも相まって、別に違和感は無かったですね。
多少の設定と会話変更はあっても、内容そのものは悪くなかったと思います。
最後の報道部分、原作は男でしたが、TVでは女性キャスターでしたね〜。
ラストでのマガリスの金髪話も、説得力が出た・・気がしないでもない^^;
シャノンの金髪話も原作では無い部分ですが、TV版の方が良かったかな。
原作のシャノンって今ひとつなんですよ。弟も殺されませんしね。しかし・・キューバって言葉が一回も出なかったなあ。
当初のマガリスの依頼場面ですが・・ちょっと違うんですよね。
麻薬を前面に出してましたが・・原作ではキューバからの亡命が主ですし。ちなみに、こんな話です。
「ハバナからフロリダまでは、僅か140kの海路です。だからキューバからの難民が、大挙して海を渡っています。
水泳選手ならば女性でも、この距離を24時間半で泳ぎきるほど二つの国の距離は近いのです。
アメリカ政府は当初、亡命者を歓迎しましたが、その数が余りにも増えた為、邪魔者扱いするようになりました。
しかしキューバ政府は、亡命を黙認する態度に出ています。
それは同時に、難民達にまぎれた犯罪者の流出を黙認しているという事です。
そうやって政府からフロリダに捨てられた犯罪者達は、治安を乱し、逮捕されてなお刑務所で暴動を起こしているのです。
フロリダには多くのクバナ(キューバ系住民)が住んでいます。彼等は新天地で居場所を獲得する為に、必死で働きました。
一時は低迷していたフロリダに今の繁栄を齎したのは、その勤勉な働きが大きく貢献していると認められています。
さらに現在、キューバ出身のバレリーナは高い評価を受け、芸術的分野でも世界に貢献しているのです。
そんな時に、ホセ・カンポスのような一握りの人間の為に、
外国で暮らす大勢の善良な人々と、我が国の評判に傷が付く事があってはならないのです。」
っとまあ、観光や芸術面とかを守るのも目的だったんですが、麻薬の売人の点だけを強調してるんですよね。
この辺りはキューバへの配慮なのかな?
さて、次回ですが・・
「息子を亡くしてから冷酷非情さを失った女テロリスト、キャサリン。
仲間殺し依頼の為、ゴルゴに再会する。再び身体を重ねる二人。
その時・・秘められた過去が、ゴルゴに明かされる。
次回ゴルゴ13『 冷血キャサリン 』 ヤツの後ろに立つな!命が惜しければ!」
おお?キャサリンだ。このエピソードは好きだな〜。彼女の息子ジョーイを、どう扱ってくれるかを楽しみにしたいな。
予告を見る限りではキャサリンのキャラデザが今ひとつっぽいけど。
ゴルゴを愛した女テロリスト、キャサリン・・か。彼女の心理描写を、どう表現するかな?その辺りを次回の楽しみって事で。ではまた^^