過剰な誇りに死神の冷たい指摘 『 ゴルゴ13 』 Target.33 『 誇り高き葡萄酒(ワイン) 』を視聴。

 

「・・誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ。それは苦々しいだけだ・・。」

 

このセリフが実にゾクゾクさせてくれたエピソードでした。

また今回のゲスト声優が、二人とも渋いのなんのって。

 

ジャン・シャルル・アルベールを演じるのは「大木 民夫」さん。

この方も、また実に渋い声の方ですね。

私ですと「超電磁マシーンボルテスV」の左近寺博士が印象的です。

なかなか豪快な司令官でしたね。ホントに科学者?みたいな。

あと「闘将ダイモス」のリオン大元帥・三輪長官・ナレーター役とか、

「銀河英雄伝説」のラザール・ロボス元帥辺りが覚えてますね。

渋い感じの指揮官みたいな役柄が多かった印象があります。

 

日本人、柳田は「小川 真司」さん。

最初に出て来た小川(柳田)真司さんにヨッシャアと握り拳したのは私です^^;

この方の演じた役でしたら・・やはりアレでしょう。

「ジャイアントロボ地球が静止する日」の幻夜じゃないかなと。

主役の筈の大作少年を完全に喰ってた印象のある敵役でしたしね。

敵でありながら悲劇の男、こういうのは実に好きです。

他に「名探偵コナン」の遠山刑事部長とか、

「機動警察パトレイバー」の福島課長とかが印象的ですが、何となく渋い中間管理職役が多い気がするのは気のせいでしょうかね?

 

洋画だとマイケル・ダグラスの吹き替えが多いイメージがあるかなあ。

「ウォール街」とか「ブラックレイン」とか「危険な情事」とか。

元々、洋画の吹き替えが多い方ですしね。

 

 

さて、あらすじですが・・

 

ロマネ・モン・リュイザンのオーナー、ジャン・シャルル・アルベールは、

日本人の柳田には自社のワインを味わう資格はないとして、彼が競り落とした1800年モノの中身を事前にニセ物とすり替えていた。

だが柳田は・・このワインを、フランス・ナンバーワンといわれるソムリエ、ルイ・ブーベの前で、公にお披露目しようとする。

このままではロマネ・モン・リュイザンの各誉と伝統が損なわれるとして、アルベールはゴルゴにあることを依頼するが・・?

 

 

本編

 

 

フランス・・とある館を訪れる一人の男の姿があった・・それはゴルゴ。

彼は、柳田という男が所有する館を訪れ、何をしようというのだろうか?

柳田は、気さくにゴルゴを迎え入れる。

 

「はい・・ああ、お待ちしていました。古い屋敷に興味がおありとの事で。」

「・・突然の事で、申し訳ない。」

「いえいえ、そういう事ならば。さっ・・遠慮なく、どうぞ御覧下さい。

 ・・どうです?なかなかの造りでしょう? 元々は貴族の屋敷で、16世紀半ばに建てられたそうです。

 実を言いますと私も、まだ此処を買ったばかりなんですよ。

 ・・とにかく一目で気に入ってしまって。ここが大広間になります。

 昔は、此処でダンスパーティでも開かれたのでしょう。」

 

大広間に入ったゴルゴは、大きな窓に近づき周辺を観察し始める。

そしてゴルゴは、ある場所に気付き注目していた。

柳田はワインをご馳走しますと、大広間を後にする。

 

「・・なかなかの見晴らしだ。」

「でしょう?ああ・・そうだ。ワインは如何です?袖振り合うも何とやら。ご馳走しますよ。

 いや・・私はワインを、こよなく愛してまして色々集めているんです。

 年代モノの良いヤツがあります。ちょっと待ってて下さい?」

 

ワインを選び、グラスを持って大広間に戻る柳田。

だが・・ゴルゴの姿は、何処にも無かった。

訝し気に、窓に近寄り外を見渡す柳田を、外からスコープが捉えた。

遠くより、ゴルゴがスコープで柳田を観察していたのだ。

ゴルゴの次のターゲットは、柳田なのだろうか?それとも・・。

 

 

OPENING

 

 

話は、数日前に遡る。

ワインオークションで、柳田は10本のワインを70万ユーロで競り落とす。

ロマネ・モン・リュイザンの1800年モノ1本、1900年モノ9本を。

だが、これは柳田が高値で競り落とすと見越したロマネ・モン・リュイザンのオーナー、ジャン・シャルル・アルベールの策謀だった。

1800年モノのワインの中身が、実は偽物だったのだ。

部下からオークションの報告を聞き、ほくそ笑むアルベール。

 

「結果は・・どうだった?」

「やっぱり柳田が競り落としました。」

「・・そうか。」

「あんなヤツにワインの味なんか判りませんっ!

 ただ金のあるところを見せたいだけなんです。

 我が社の・・ロマネ・モン・リュイザンの、しかも1800年モノを飲むなんて?

 ワインに対する冒涜ですっ!・・私はフランス人として悔しい。」

「悔しがる事はないよ、ジャック。この戦いは我々フランス人の勝ちなのだからな。」

「はあ?」

「柳田の事だが、今日のオークションでも必ず競り勝つだろうと思っていた。」

「そ、それが判っていたのなら、1800年モノはオークションに出さなければ 良かったんですっ!

 そうすれば柳田なんかの手に渡りませんでした。」

「いや?そうじゃない。反対にロマネ・モン・リュイザンの1800年モノは、柳田に競り落として欲しかったんだよ。」

「ど、どういう事なんですか、社長?」

「ふふ・・あの1800年モノの中身は、1905年モノなんだよ。

 もっともアイツには、1905年モノでも味わう資格があるとは思えんがな。

 知ってるか、ジャック?ドイツでは、ワイン法に違反する事は貴族の犯罪。

 つまり決闘と同様に、不名誉ではないと言うそうだ。

 つまり、これは柳田との決闘なんだ。そして我々が勝利者と言う訳だ。」

「だ、大丈夫ですか?そんな事をして・・。」

「大丈夫。アイツの野蛮な舌で、1800年モノと1905年モノを、味わい分ける事など出来はせんよ・・ふふふ。」

 

その晩・・柳田はドイツのネゴシャン、ミュラーとワインを飲んでいた。

ボーイが入れるワインを飲み、如何にもワイン通な顔で・・だがボーイが立ち去ると、柳田は苦笑しながらミュラーに零した。

 

「・・白状すると、微妙なワインの味は判らないんですよ・・私は。」

「私だって、そうです。

 ネゴシャンですから、醸造元から樽でワインを仕入れる時、判ったような顔をして利き酒をしてメモを取ったりしますが・・

 ホントはワインの味なんて判ってないんですよ、私も。」

「そう・・なんですか。」

「ただ・・一度でも、ダメなワインを売った醸造元には、二度と取引しないという事だけは、判らせるようにしています。

 ワインの取引は、信頼の上で成り立っているのです。

 しかし、その信頼を裏切る人間も多い。」

「・・私達、日本人がフランスで信頼関係を作るのは非常に難しい。」

「それは、私達ドイツ人も同じですよ。

 フランス人には、余りに誇りが高すぎる人がいますからね。

 アルベールが、その悪しき典型です。」

「ロマネ・モン・リュイザンのオーナー、ジャン・シャルル・アルベールですか。」

「ええ・・ロマネ・モン・リュイザンは、フランスが世界に誇る 赤ワインの逸品なのですが・・

 しかしアルベールは、その誇りを余りにも鼻に掛けすぎます。」

 

ミュラーは5年程前の逸話を話した。

アラブの王族に1800年モノの偽物を売り、気付いた王族が抗議に行くも、バカにして門前払いしたというのだ。

アラブの王族ごときに、フランスワインの芳醇な味わいを判るのが酷な話だと。

 

「本当ですか・・それは?」

「だから・・柳田さん。」

「私の競り落とした1800年モノは大丈夫か・・と?」

「その通りです。少々懸念しています。」

「私は、本物だと信じていますが・・もし偽物だとしたら?・・むしろアルベールさんが困る事になる。」

「えっ?」

 

柳田は、テーブルのワイングラスを見て呟く。

ミュラーは、怪訝な顔で柳田を見つめる。

そして翌朝・・新聞を見て、アルベールは驚きを隠せなかった。

 

 

前半終了

 

 

アルベールが見た新聞、そこには柳田の屋敷の披露パーティが書かれていた。

競り落としたロマネ・モン・リュイザンの試飲を行うと。しかもフランスを代表するソムリエを招待して。

偽物の1800年モノを1905年モノと味を見破るソムリエは少ない。

だが、招待された5名のソムリエの中にルイ・ブーベの名があった。

彼はフランス最高のソムリエであり、かつて1800年モノを飲んだ経験も。

アルベールは焦りの色を濃くし、部下ジャックは狼狽した。

 

「他のソムリエには、アレが偽物だと味わい分ける事は出来ないだろう・・しかし、ルイなら出来る。

 彼には以前、正真正銘の1800年モノを飲ませた事があるんだ。

 彼は、一度飲んだワインの味は忘れん男だからな・・。」

「じゃあ柳田のパーティで、1800年モノが偽物だと判ってしまう。 

 そんな事になったら、フランス最高の赤ワイン・・ロマネ・モン・リュイザンの名誉は?」

「・・完全に無くなってしまう。」

 

アルベールは事態打開の為、ルイに柳田の招待を受けないよう説得に赴く。

 

「ルイ!・・忙しいのに呼び出したりして悪かったね。」

「早速ですが、用件は何でしょう?」

「・・柳田のパーティに招待されているそうだね?出席するのか?」

「そのつもりですが?」

「ううむ・・いや、君ともあろう者が、断るべきじゃないだろうか?」

「は?」

「ロクに味も判らない者が、金の力に任せてワインを買い占める。

 こんなヤツのパーティに出ても、何の名誉にもならんよ?

 君のソムリエとしての輝かしい経歴に、傷を付けるだけだろう。」

「成る程・・そういう考えもありますね。」

「そうだろう・・。」

「しかし・・私は、柳田から招待状を貰ったとは思っていないんですよ。」

「どういう意味だね・・それは?」

「ロマネ・モン・リュイザンの1800年モノと1900年モノから、招待されたと考えています。

 ソムリエにとって、こんな素晴らしい招待はありません。

 この招待を断るなんて、ワインに対する冒涜ですよ。

 それこそ、そんなヤツにソムリエの資格は無い。」

 

ルイの言葉に何も言えなくなったアルベールは、失意のうちに会社へ戻る。

そして・・彼は、届いた一通の招待状に激怒する。

差出人は・・柳田であり、屋敷披露パーティーの招待状だったからだ。

 

<より良き信頼関係のために>

 

それを、自分に対する挑戦状と曲解したアルベールは、招待状を握り潰し・・一つの決意を固めた。

彼の余りの誇り高さが、その眼を曇らせてしまっていたのだ。

 

そして、柳田の屋敷の披露パーティの夜が訪れた。

大広間に集まる招待客・・その客の中にアルベールの姿もあった。

大広間の中央に置かれたテーブルに並べられた10本のワイン。

5つの席が用意され、柳田の指示で5人のソムリエが席に座る。

そして柳田は、微笑みながらワインの開栓者を指定した。それは・・

 

「1800年モノの開栓は・・アルベールさん、貴方にお願いします。」

「え?わ、私は・・。」

「このフランス最高の赤ワイン、ロマネ・モン・リュイザンを御造りになった貴方こそ、この任に相応しい。

 そう思いませんか?皆さん。・・さあアルベールさん、お願いします。」

 

柳田の言葉に招待客全てから拍手が巻き起こる。

狼狽するアルベール・・こんな筈ではなかった・・と。

柳田が、ソムリエナイフをアルベールに手渡す。

アルベールは、手の震えが止まらない。

ソムリエナイフから震える手でナイフの刃を出し、ワインを優しく握ると、ワインの封印をナイフで・・たどたどしく切り始める。

ゴルゴは、その頃・・屋敷の遥か遠くの狙撃地点で銃を構えていた。

彼のターゲットとは?ゴルゴは、依頼された時を想起していた。

 

「・・ワインをか?」

「ええ。1800年モノのロマネ・モン・リュイザン。それが標的です。

 1本のワインボトルのみを撃ち抜いて欲しいという依頼ですから、これはもう貴方にお願いするしかありません。」

 

場面が現実に戻り、ワインオープナーで栓を抜いてゆくアルベール。

それを期待しながら見つめるソムリエと招待客達。

その時、ゴルゴのスコープに映るは招待客の女性だった。

ターゲットとの間に、女性が壁になっており狙えない状況だったのだ。

だが・・女性が動き、ターゲットのワインが映る。同時に栓も抜けた・・刹那?

ズキュ〜ン!ビシッ!ガラスを貫き、ワインの瓶が砕け、中身が拡散する。

呆然のアルベール、そして柳田や招待客も、その事態に呆然としていた。

 

アルベールは、依頼通りになったにも関わらず、複雑な心境を隠せなかった。

それはゴルゴへの依頼時の出来事の為だったからだ・・それを思い出しつつ。

 

「明日の夜・・フォンテーヌブローの館で、パーティが開かれます。

 私も出席しますが、そこに出される1800年モノは偽物なんです。

 その事が、会場で知られる事を防ぎたいのです。

 こんな事が知られたら、アルベールの名誉と・・ロマネ・モン・リュイザンの伝統、そして誇りが一度に失われてしまいます。」

「・・その偽ワインを造ったのは誰なんだ?」

「あ・・それは・・私です。」

「自分で偽ワインを造って、名誉と伝統と誇りか・・。」

「そ、それで如何でしょう?依頼を・・。」

「・・引き受けよう。」

「おおっ!引き受けて戴けますか。引き受けて戴けなかったら、どうしようかと思ってましたよ。」

 

アルベールは喜びながら用意したワインの封を開け始める。

ゴルゴの言葉は、アルベールに取って耳が痛く、忘れたかったからだ。

美味いワインをゴルゴに飲ませ、その心境を理解して欲しかったのかもしれない。

 

「パーティでは、その偽物の1800年モノが抜かれる事になっています。

 それを目印に狙って戴きたい。

 栓を抜く者は、偽の1800年モノとは知らずに、その栄誉に酔う事でしょう。

 もっとも、そのワインが撃ち抜かれると知っていれば手元が震えるでしょうな。

 お・・貴方の腕前を知っている者ならば、別でしょうがね?ははは・・。」

 

アルベールは、グラスにワインを注ぎ、ゴルゴに薦めた。

黙ってゴルゴは、ワインを飲み始める・・。

 

「これこそが正真正銘ロマネ・モン・リュイザンの1800年モノです。

 どうぞ・・如何です、お味は?」

「・・苦い。」

「え?」

 

ゴルゴの言葉に、慌てて自分のグラスにワインを注ぎ飲むアルベール。

そんな筈はない。これは絶品の1800年モノ赤ワインなのだと。

その間、ゴルゴは・・その場を離れていった。

そして立ち止まり、後ろを振り向きながらアルベールに呟く。

 

「・・誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ。それは苦々しいだけだ・・。」

 

アルベールは、立ち去って行くゴルゴを呆然と見送るだけだった。

アルベールの手が震えていたのは、狙撃される事を知っての事だったのだ。

そして現実に戻り、呆然とするアルベールに柳田が心配して駆け寄る。

 

「・・大丈夫ですか?アルベールさん。」

 

その言葉に正気を取り戻したアルベール。

そして柳田だけでなく、東洋人であろうゴルゴにも怒りが込み上げる。

 

「ぬうう・・と、東洋人なんかに、真のワインの味が判るものかあっ!」

 

激怒するアルベールに、怪訝な柳田だった。

そして射撃現場をゆっくりと立ち去るゴルゴ・・。

 

 

 ・・誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ。それは苦々しいだけだ・・。

 

 

ゴルゴの呟きに、まるで夜空の満月も苦笑するかの様に儚く輝いて・・・・END。

 

 

ENDING

 

 

 

ああ・・ありましたね、このエピソード。見ていて、何となく思い出しました。

少しでもフランスのワイン文化を理解しようとする日本人の柳田。

そして、過剰すぎる誇りのフランス人のジャン・シャルル・アルベール。

柳田が温厚な紳士である為、二人の人物対比が意外に面白かったですね。

 

でも原作の柳田って、こんな感じだったかなあ?思い出せないんですが。

あれほどに冷や汗を掻きながら、栓を震える手で開ける姿は異様でしたが、それはムリもないなあっていうのがありましたね。

自分で偽物ワインの狙撃依頼をしているのですから。

まさか柳田が、自分に開栓を依頼するなどと思ってもみなかったのでしょう。

 

原作は判りませんが、この話の柳田は、紳士的で誠意を持ってというのが垣間見えるだけに、

余計にアルベールの愚かしさが情けなく哀れかな。

確かに過剰な誇りは、傲慢な態度に繋がり易いですしね。

今回の話は、その典型的な話だったように思えます。

脚本も、柳田自身の描写をワザと穏やかにしてるようにも見えましたが、

アルベールとの対比な意味合いが強かったと思えば、納得出来るかなと。

 

他にゴルゴは「神の滴」って、ワインのエピソード話もあるので印象的ですが、

ワインってフランスの誇りなのは厳然たる事実ですから、ムリもない話です。

しかし何とも言えず、ゴルゴの残した言葉が実に渋い。

ラストのモノローグでもっていうのが、ゾクっとするくらいでした。

夜空の満月の中・・こういうラストシーンが最近のゴルゴでは定番ですが、今回が一番と嵌ってたんじゃないかなあと思えます。

完全に原作を思い出せないですが、アルベールと柳田の人柄を上手く演出し、そしてゴルゴというピースが上手く嵌った様に思えました。

殺伐とした話も多いゴルゴなのは設定が設定だけにムリもありませんが、

こういう話も見ていて楽しめますし、私的にも今回は面白かったですね。

 

 

さて、次回ですが・・今回もプレゼント含みの予告なので短いです。

 

「観劇中の不動産王を殺害する為、ゴルゴは驚愕の計画を企てた。

 今・・殺人劇の幕が上がる。

 次回ゴルゴ13『 殺人劇の夜 』」

 

 

ああ、これは原作を持ってますね。多少、突っ込み処が無い訳じゃないけど。

なかなか面白い着想の狙撃というより殺害方法ですが、どんな絵になるかな?

何しろ殺害現場で、ゴルゴが拳銃を作っての仕事という話なんで。

ゴルゴも依頼者、ターゲットと観劇をしながらの殺害ミッションは如何に?

厳密には殺害現場の傍ですけど、拳銃の証拠隠滅方法の描写が楽しみかな。

それと次回は、デイブが久々に登場。予告でも出てましたしね。ではまた^^

 

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