死神が仕掛けたトラップ殺人劇の内幕 『 ゴルゴ13 』 Target.34 『 殺人劇の夜 』を視聴。

 

今回は、半分不可能犯罪の密室トリックでのゴルゴの狙撃みたいな話かな。

殺害に使用された凶器の拳銃の隠し場所は何処だ? みたいな。

 

これって江戸川コナン(名探偵コナン)が居たら「真実は何時も一つ。」とか、

桂木弥子(魔人探偵脳噛ネウロ)だったら「犯人は、お前だっ!」とか、

金田一一(金田一少年の事件簿)だったら「謎は全て解けた」とか成りそう。

殺害方法のトリック解きですけれどね。

しかし、また今回も渋い声の方ばかりですね。

 

依頼人のジャンセンを演じるのが「藤城 裕士」さん。

覚えてるのは「銀河英雄伝説」のカール・ブラッケぐらいだなあ。

結構、印象的な声の方なんですが・・。

名探偵コナンで、ちょくちょくチョイ役で出てますけど、役名が思いだせない。

 

クランプを演じるのが「金尾 哲夫」さん。

この方も「名探偵コナン」でちょくちょく出てますが・・印象的な役というと。

それより洋画の「沈黙の戦艦」のクリル少佐だったかな?

あの独特な演技の方が印象的でしたね。

まっさきに思い浮かんだので。洋画の吹き替えが多い方の気はしますね。

 

ボディガードのダニーを「安井 邦彦」さん。

この方も独特な渋い声質ですし、聞いた記憶はありますが思い出せないなあ。

ダニー役を誰がするか楽しみの一つだったので、取り合えず満足な声でしたね。

今回は、ダニーの独演会を楽しみにしてましたから。

 

 

さて、あらすじですが・・

 

不動産業を営むジャンセンは10年前・・観劇が趣味の不動産王クランプに、

巨額のプロジェクトの権利を巡る賭けで騙されたことを偶然知って許せず恨み、

遂にゴルゴにクランプ殺害を依頼する・・二つの条件を提示して。

ジャンセンが出した二つの条件とは、必ず、依頼者ジャンセンの目の前でクランプを殺害する事。

そのクランプ以外は一切巻き込まず、危害を絶対に加えない事・・であった。

ゴルゴは、その条件を満たす為にジャンセンらと共に、ターゲットが貸し切った劇場へ乗りこみ、劇場内での狙撃を図った。

そのゴルゴの用意していた殺害計画は、実に驚くべきものだった。

果たしてゴルゴの計画は成功するのであろうか?

 

 

本編

 

 

ニューヨーク、ブロードウェイのイブニング劇場で、ゴルゴは観劇をしていた。

ゴルゴは何を考えているのだろうか?

この芝居に何があるというのか?

この時、ゴルゴは依頼された時の事を想起していた。依頼人ジャンセンの部屋での事を・・。

 

「この男の脇の下には拳銃が、ぶら下がっている。」

「大丈夫だダニー。 彼は信用出来る人物だ。 心配はいらない。 ちょっと席を外してくれ。」

「判りました。」

 

部下のダニーは、ジャンセンの言葉に渋々ではあったが従う。

ゴルゴの冷徹な目を見て警戒感を隠せないダニーではあったが、部屋を出る。

 

「失礼した。 あの男はボディガードとしては優秀で頭も良い男なんだが、堅物でな。 時として、あの様な態度を取る。」

「・・気にするな。 仕事に忠実な男は信用出来る。 俺を呼んだ用件を聞こう。」

 

ゴルゴに促され、ジャンセンは胸のポケットから一枚の写真を取り出すとそれをゴルゴに差し出した。

それはターゲットの顔写真だった。

 

「この男ロナルド・クランプに、落とし前を付けて欲しいのだ。

 わしは不動産業を営んでいるのだが・・10年前、ある利権を巡って同業者である彼とバッティングした。

 わし等は賭けをして勝った方に譲る事に決めたんだ。

 わしは、その賭けに負けてしまい、奴は一気に不動産王と呼ばれるまでビッグになりおった。

 ところが、その賭けは・・」

「・・イカサマだった。」

「そ、その通りだ。 あのクソ野郎は、わしが賭けで決めようと言い出すと、競馬場での勝負を持ち込んだ。そして・・」

 

それは馬番勝者の奇数か偶数かの単純な賭けだった。

クランプに見えない様にどちらかを紙に書き、当てるという。

だがジャンセンが奇数と紙に書いてるところをクランプの部下が上から確認。

そして騎手全てを抱きこんでいたクランプは偶数馬を勝たせたのだった。

 

「・・わしを嵌めたのだ。 奴は、あの仕事を独占出来た事で、2千万ドルは手にした筈だ。

 わしは、あの賭けをフェアなモノと信じていたから降りたんだ。 

 しかしイカサマだと判った以上は、わしは・・わしは奴を許せんっ!

 ・・依頼の条件がある。

 一つは私の目の前で殺す事。

 そして奴以外の人間には、一切の危害を加えない事。

 どうだろう・・Mrデューク東郷?」

「・・その状況を構築するには、アンタの協力が必要だ。 その気構えはあるか?」

「ああ勿論だっ!」

「・・判った。 遣ってみよう。」

「おおっ! 有難う。」

 

観劇を終え、席を後にするゴルゴ。 彼の狙いは一体、何なのだろうか?

 

 

OPENING

 

 

「クランプは普段、自分が保有するクランプタワーという超高層ビルの最上階に陣取っている。」

「・・ターゲットが降りてくる事は?」

「仕事で降りて来る事は無論あるが、奴は芝居やミュージカルを見るのが趣味だ。

 だから劇場でなら、奴を捉える事が出来るかもしれん。」

「・・判った。 少し時間を貰おう・・こちらから連絡する。」

 

ゴルゴはライターを取り出すと、受け取った写真を燃やし始めた。

それを灰皿に置き、燃えるのを確認しつつ部屋を後にした。

部屋を出て来たゴルゴを厳しい視線で見つめるダニー。

それを一瞥すると、ゴルゴは何も言わずに去って行った。

 

場面が劇場に戻り、観劇を終えたゴルゴは劇場事務所へと足を運んだ。

 

「・・来月の13日に、もう一度見に来たいんだが・・席は取れるか?」

「お客様、生憎その日は貸切でございまして、別の日では如何でしょうか?」

「・・そうか。 では、またにしよう。」

 

事務所を後にするゴルゴ。 その後、滞在中のホテルから電話を入れる。

相手はジャンセン。 彼に細かい指示をする為だった。

 

「来月13日、クランプはブロードウェイの劇場を借り切った。 芝居を見る予定だ。

 アンタはクランプに手紙を書き、この劇場を訪ねて旧交を暖めたいと持ち掛けるんだ。

 そして恭順の意を示す為に、軽食のデリバリーサービスを用意する。

 細かい段取りは俺が手配しておくから、現地では調子を合わせてくれ。」

「あんな野郎に下手に出るなんて、何ともムカツクが仕方が無い。 判ったよ・・宜しく頼む。」

 

電話を切ったジャンセンに、疑問をブツけるダニー。

 

「一体、何があって、何が起き様というのですか・・ジャンセンさん?」

「いいから・・お前は、わしの言う通りに動いてくれ。 これは、わしの・・わしだけの問題なのだ。」

 

翌日、ゴルゴはデイブの元を尋ねた。 指示した拳銃を確認に来たのだ。

ゴルゴは、テーブルに並べられた拳銃の部品を手に取り、組み立て始める。

組み立てる手際の良さは感歎の一言であろう。

 

「お久しぶりですな? また会えて光栄だよ。

 わしの判断で設計してみたよ。 弾の火薬は指定通りに調合した。

 組んでみてくれ。 アンタには組み立ての手順は必要ないだろう。

 まあ見てくれは、あまり良くないが勘弁してくれ。 今回は的が近い。」

 

試し撃ちをするゴルゴは、デイブに拳銃の強度を確認した。 

 

「・・2発目を撃つと、どうなる?」

「撃てるかもしれんが暴発の可能性もある。 そういう合金だからな・・テスト合格だ。」

「・・ここの金属データと、そこの残りの銃弾は全て慎重に破棄してくれ。」

「ああ心得とるよ。 余計な心配ってヤツだ。 良い仕事を期待しとるよ?」

 

ゴルゴから出された報酬札束を確認し終わると、デイブはゴルゴを見送る。

そしてクランプタワーでは、クランプが愛人と社長室で情事の最中だった。

そこへ部下が訪れるが、行為を行いながら用件を促すクランプ。

 

「そ、それがジャンセンという男から手紙が届きまして・・。」

「・・ジャンセン? ああ、あのロートルの地上げ屋か。

 以前、この俺が仕事をブン盗ってやったがな・・ふはははっ!」

「来月13日に、イブニング劇場を借り切ったと聞いた。

 実は、この日は自分の60歳の誕生日だ。

 他にも話したい事があるので、劇場を訪ねても良いか・・という内容です。」

「ふんっ! 老いぼれめ・・今更、何か目論んでも居まい。 歓迎すると連絡してやれ。」

 

そして時が流れ・・運命の13日が訪れる。

その日の夕方、劇場を訪れるジャンセンの車にはダニーとゴルゴの姿があった。

ジャンセンを劇場ロビーで歓迎するクランプ。

 

「いやあ、ジャンセンさん。 久しぶりだなあ・・10年前の競馬場以来だな。」

「押しかけてすまない。

 これは、ボディーガードのダニーと、秘書兼マネージャーの東郷だ。

 わしの行く処には、常に二人に同伴して貰っている。 構わんかな?」

「なあに構わんさ。

 処で恭順の訪問という事で、武装解除して欲しいんだが如何かね?

 武器の類は、劇場の事務室に預けておくって事で如何だろう?」

「ああっ! 勿論、良いとも?」

 

そこへクランプのボディーガード達が現れ、ボディチェックを行う。

 

「ん? これは・・」

「防弾チョッキだ。 何時もの習慣でな。」

 

ダニーは自分の拳銃を預ける。

3人全員の防弾チョッキに笑うクランプ。

 

「揃いも揃って、そんな格好までするとは随分と大層な事だな? ははは。」

 

ボディチェックをした後、ゴルゴのスーツケースを調べ始める。

中身は・・模型、カイロ、そしてクラッカーだった。

 

「あけさせて貰う。」

「・・ああ。」

「何だ・・これは?」

「模型だよ? 今、わしが手掛けとる再開発中の市街地の模型だ。

 そっちは、日本製の使い捨てカイロというものだ。 寒がりなものでな。

 それと、わしの誕生日祝い用に見っともないと思ったが持参したんだ。 皆に配ってくれるかね?」

「誕生祝いか・・ははは。ジャンセンさんも老いたものだ。 良いだろうっ! 皆で祝おうじゃないか?」

 

クラッカーを鳴らし、紙吹雪に喜ぶジャンセンを見て、ほくそ笑むクランプ。

 

「有難う。 良い誕生日を迎えられたよ。 ところで、今日は押し掛けた侘びも兼ねて、軽食のデリバリーを用意させて貰った。」

「ああ・・聞いてる。あの連中か。」

 

そして観劇が始まる。

ジャンセンとクランプは中央で一つ席を空けて座る。

ゴルゴは右端後ろに、ダニーやクランプのボディーガードも離れて座った。

 

「それにしても、こんな劇場の芝居をワンステージ借り切るなんて、随分羽振りが良いなあ?」

「10年前のあの件以来、順調でな。全く貴方には済まない事をしたな・・ジャンセンさん?」

 

ジャンセンを見下した目で見つめるクランプ。

それに何も答えず、芝居を見つめるジャンセン。

そしてゴルゴは、座席後方に用意されたテーブルを見つめるのだった。

武器も無いこの状況下で、ゴルゴは如何にしてクランプ狙撃を果たすのだろうか?

 

 

前半終了

 

 

劇の前半が終わり、休憩時のデリバリー軽食が座席後方のテーブルに準備される。

ゴルゴやジャンセンが手を取り、食べるのを確認して自分も食べ始めるクランプ。

その時、ゴルゴの視線はコンソメスープのズンドウに向けられていた。

 

「・・そのスープを貰おう。」

「熱いですから、お気を付け下さい。」

 

スープの入ったカップを受け取るゴルゴ。

まもなく後半開始のアナウンスが流れ、座席に戻るジャンセンとクランプ。

ボディガードが、料理を片付けない事を尋ねるが、劇が終わってからと聞き納得。

そして劇の後半が始まる。

 

始まって暫くしてゴルゴが席を離れトイレへと向った。

劇が終盤に向う最中、ゴルゴが席へと戻る。 それを見つめるダニー。

劇は父母の復讐に燃える男が、仇へ拳銃を構える緊迫のクライマックス場面。

その時、ゴルゴは何時の間にか拳銃を手にして、クランプに狙いを定めた。

照明が消え、劇では拳銃の撃たれる場面。 それと全く同時に撃たれるクランプ。

ゴルゴの狙いは、この場面だったのだ。

劇で拳銃が撃たれる音と同時に、クランプを殺害する計画だった。

 

明るくなり、ジャンセンはクランプの異常に気付く。

クランプが前のめりに倒れ、後方に待機していたボディガードも異常に気付いた。

騒ぎの最中、ゆっくりゴルゴはテーブルに近づくと、銃をズンドウの中へ?

それに気付くダニーが後ろを振り向く。

劇は中断され、クランプのボディガードは警察を呼んだ。

 

「クランプさんが撃たれたっ!  おまえら絶対にそこを動くなっ! 灯りを点けろっ!」

「サツを呼ぶっ!」

「くそっ、何て事だ。 何時、殺られたんだ?  あの芝居の途中、銃を撃つ場面か?」

 

ジャンセンは驚愕していた。 ゴルゴは、この場面を如何に乗り切るのかと。

その頃、熱っせられたズンドウの火が、徐々に小さくなっていった。

警察が現地に到着し、役者達やデリバリーのコック達に事情聴取を始める。

 

「そういえば、銃声の音響効果が何時もと違う様に聞こえたな。」

「そうだった。 俺も、そんな気がしました。」

 

「俺達は派遣されて来ただけだから。 俺達が、ずっと喫茶コーナーに居たのは守衛さんが知っていますよ。 なあ?」

「うん。」

「片付けても良いですか?」

「ああ・・良いだろう。」

 

刑事はテーブルを一通り見渡し、ズンドウの中を覗き込む。

だがズンドウの中には、ゴルゴが入れた筈の拳銃が何故か無かった。

刑事にクランプのボディガードが、ジャンセン、ゴルゴ、ダニーの内、状況から考えて、その3人の中の誰かだと指摘する。

その時、ゴルゴが説明し始めた。

 

「・・ジャンセンさんは、被害者と並んでいた。 後頭部に銃弾を撃ち込むのは不可能だ。」

「すぐに硝煙反応を調べろっ! そうすれば犯人は、すぐに判る。」

「・・それはムダだろう。」

「ん?」

「どうしてだね?」

「芝居が始まる前に、ジャンセンさんの誕生日を祝って全員でクラッカーを鳴らした。

 その時の、火薬の硝煙反応が出るだろうからな。」

 

ダニーは、あの時の事を想起していた。 そうか・・これが狙いだったのかと。

刑事達は凶器も出ない為に犯人を特定出来ず、お手上げの状況だった。

 

「いずれにしても凶器の銃が発見されない以上、どうにもならないな。」

「彼等は、劇場から一歩も出ていない。 探せ。 もう一度劇場内を徹底的に探すんだ。」

 

ホールに待機させられているジャンセン、ゴルゴ、ダニー。

そしてダニーは、横に座っているゴルゴに話し掛け始めた。

彼は、ゴルゴに自らの推理を実証したかったのだ・・真相を知る為に。

 

「俺は、考えたんだ・・状況からいって犯人は俺か、アンタだ。

 だが、俺が犯人じゃない以上・・殺ったのはアンタだ。

 その前提で、銃をどうやって捻り出したか?

 どうやって隠したか?

 考え続けて、やっと判った。

 アンタは客席を抜け出し、トイレで一仕事した。

 自分で用意していた防弾チョッキを熱で溶かし、銃のパーツを造ったんだ。

 使い捨てカイロの中身は、水に混ぜれば発熱する生石灰に変えていた。

 その銃で、舞台の銃声音に合わせて、クランプを・・射殺したっ!

 そして銃は、コンソメスープのズンドウに沈める。

 特殊金属のその銃は、かなりの温度になっていたズンドウの底で溶けてしまい

 固形燃料も溶けてしまうと、底に薄く張り付いて固体化してしまう。

 それを上から見ても、きっとコゲ付き防止のコーティングにでも見えただろう。 どうだい・・この推理は?」

 

ダニーの推理を黙って聞き・・冷静な態度を崩す事なくゴルゴは、ダニーに話した。

 

「・・良く出来た作文だ。 で、それを警察に話すつもりか?」

「ふ・・そんなつもりはないよ。

 それはアンタを雇ったジャンセンさんの意思に、そぐわないからな。

 俺は、ただ真相が知りたかっただけなんだよ。」

「・・それで矛盾が無いのなら・・それが真相の可能性もあるだろうな?」

 

冷静に語るゴルゴを横目で見ながら、ダニーは驚愕を覚えていた。

ゴルゴは冷徹な態度を崩す事もなく、それ以降は口を閉ざした。

 

 この男は、あの状況下で一発必中の自信が、あったのだろうか?

 ・・何て男なんだっ!

 

それから少し後、デリバリーのコックが橋の上で車を止めると、例のズンドウを、訝しみながらもスープごと川に投げ入れた。

 

「こんなものを捨てさせるのに、あんな大金をくれるなんて変わった人だな。」

 

川に捨てられたズンドウが、スープごと深く沈んでゆく。

コックは、そのまま車に乗り込み立ち去った。

そしてマンハッタンの夜が明け、晴れ渡った空に朝陽が上り始めようとしていた。

それは、まるでジャンセンの心の内であるかのように・・・END。

 

 

ENDING

 

 

尺の関係でのカットはあるのは仕方ないにせよ、ほぼ原作通りでした。

ダニーのモノローグは、もう少し長いんですけど蛇足ですしね。 金属の融点説明とかですし。

私的には、まずまず満足のいく内容でしたね〜。

 

元々、抑揚の少ない話でもありますが、ジャンセンとクランプの心情を上手く役者さんが演じてて、楽しめました。

ダニーにしろ、忠実なボディガードと、推理を上手くこなしてましたしね。

 

ラストは、ほぼ原作と同じですが、あの場面は原作でも今ひとつなんで、映像だとどうなるかな〜? 

みたいに見てましたが、あんなものでしょう。

マンハッタンの夜明けみたいなのはラストの映像効果でしょうか。

クランプのジャンセンを見下す目線と口調も、上手く表現出来てましたし。

劇に関しては話の刺身のツマ要素なので、良いんじゃないかなと。

 

クランプ射殺前後のジャンセンのモノローグが無かったのが残念なぐらい。

ただ、クランプ射殺の場面で喜ぶ顔を誰かに見られるのも拙いですし、

内心のセリフの描写を省いても、そんなに問題もないかなあって程度ですね。

ダニーの推理ショーも、BGMを上手く使って緊迫感を上げてましたし、

ゴルゴのストップモーションも、アップの場面なども効果的だったかなあと。

全般的に、及第点な話じゃなかったでしょうか?

 

 

では、次回ですが・・

 

「牝馬ギルフィはクラシックレース界期待の競走馬。 しかし、そのサラブレッドの血統は偽りだった。

 ギルフィの優勝を阻止する為、ゴルゴに狙撃が依頼される。 M16の弾丸は、悲劇のレースを導く。

 次回ゴルゴ13『 血統の掟 』 ヤツの後ろに立つな! 命が惜しければ!」

 

これも記憶にあるんだけど、内容を今ひとつ思い出せない・・。 まあ次回の楽しみって事で。 ではまた^^

 

inserted by FC2 system