死神が庇う少女の秘密  

『 ゴルゴ13 』 Target.38 『 少女サラ 』を視聴。

 

こちらでは放映が、やはり年を越してしまいましたねえ。

昨年末に放映されたところも多い様ですけれど、その辺りは仕方ないかな。

逆に正月は、何処も放映が無かった訳ですしね。

 

原作では、サラって13歳の家出少女設定だったんですが、15歳でしたね。

それと原作ではナイフのアランってナイフ使いだったんですが、TVではサイレンサー付き拳銃ばかりでした。

多分、映像表現的に血が出る描写を抑えたのではないかな〜とか思います。

原作だと、カルナックが、ナイフのアラン云々のセリフもあるんですが、その辺りもカットしてましたしね。

 

サラ・ペリアンを演じてるのが「中村 千絵」さん

確か「名探偵コナン」とかのゲストとかで見た記憶がありますが・・

あとは「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」でも見た記憶が・・誰だっけ?

ちょっとよく判りませんねえ^^;

 

カルナックを「根本 泰彦」さん

ええと・・全く知らないです・・役者さんなのかな?

 

ナイフのアランを「西嶋 陽一」さん

なかなか渋い声でしたが、余り聞き覚えがないなあ・・この方も役者さんでしょうか?

 

パトリックを「櫻井 孝宏」さん

まあ・・言うまでもなく「コードギアス」の枢木スザクですわね。

他は全く知りませんが・・役柄は実にウザイ男でしたねえ。

 

 

 

今回のあらすじですが・・

 

パリの地下鉄メトロで、スリを働いていたパトリックの相棒の家出少女サラは、

盗んだ財布を受け取り逃亡する役目を務めていた。

ある日、財布を受け取ったサラは、財布の中から1枚の奇妙なメモを発見する。

そして、そのメモを手にした日から、謎の男につけ回され、相棒のパトリックも殺されてしまう。

そんな彼女の前にゴルゴが現れた。

ゴルゴの目的とは。

そして彼女の持つメモに秘められた暗号とは!?

 

 

 

本編

 

 

 

花の都パリ、その地下鉄メトロ。

一人の少年が通路を歩いていた・・何かを物色するかの様に。

彼の名はパトリック、そのメトロでスリを生業にしていた。

そして・・とある駅で、乗り込む客の中にゴルゴの姿があった。

ゴルゴは入り口のドア近くで立っていた。

その前の座席に一人の青年が座っている。

ゴルゴの目的は、この青年なのだろうか?

 

そこへパトリックが、後部車輌より訪れる。

電車が揺れる際、倒れ掛かりながら、胸ポケットより財布を掏った。

その様子を黙って見つめるゴルゴ。

パトリックは、その場を離れ・・前の方に座っている少女に向う。

素早く掏った財布を全て、少女に渡すと、少女は急ぎカバンに仕舞う。

少女が後ろを向くと先程、掏られた青年の横の座席に座る男に気付く。

ゴルゴは、黙って少女を横目で見つめていた。

 

少女の名はサラ・・パトリックの相棒であった。

サラは、少し時間を空けると、カバンの中の財布を物色し始める。

その財布の一つから一片のメモが出ているのに気付くと取り出す。

 

TO:Henri Bazaine 5:TTTTGAT

 

名前と何かの暗号の様だった。

訝し気にメモを見つめるサラ・・その時、女性の叫び声が車内に響く。

先程の青年が、腹から血を出して死んでいたのだ。

ゴルゴは、黙って電車を降りて行った。

これはゴルゴの仕業なのだろうか?

 

 

 

OPENING

 

 

 

凱旋門・・その近くのカフェテラスで、サラはパトリックを待っていた。

その彼女の斜め後ろに座っている男・・

それはメトロで殺害された横の座席に座っていた男・アランだった。

サラは、そのアランに気付く。

 

 

 遅いな・・パトリック・・あの男、刑事かな?

 

 

「お待ちどうさま・・ん?・・ダメだよムッシュ。

 カフェに座ってるパリジェンヌ、皆が皆、町行くパリジャンにアピールしてる訳じゃない。

 あの娘は、まだ15歳さ・・それにパトリックの女だ。」

「・・パトリック?」

「(小声)メトロのスリさ。

 ヤツは何時も怪しまれない様な、身なりの良い素人を相棒にして、車内で掏った金を渡すんだ。

 抜け目のない野郎さ。

 それに、そんな目で女を見てちゃダメだね?

 パリジェンヌをモノにしたかったら、笑顔だよ?・・笑顔。」

 

 

ボーイはアランに忠告すると席を離れた。

そこに現れるパトリックは、サラの後ろに座るアランに気付いた。

危険を感じ、急ぎ・・その場を離れるパトリック。

サラは、時計を見ると、その場を離れた。

それを見て、そのサラを追うアラン。

そして・・ゴルゴが、その二人を監視していた。

ゴルゴの狙いとは何なのか?

 

サラは尾行に気付き、途中で裏通りに入って走り始める。

だが、アランは先回りして待ち伏せていた。

サラを組み伏せ、サイレンサー付きの銃を取り出すアラン。

 

 

「騒ぐな・・お前も、見ただろう?

 メトロで死んでいた男は、俺が殺したんだ。

 ああは、なりたくないだろう?」

「ひいっ。」

「パトリックが掏った財布は、まだお前が持っているんだろ?・・出せっ!」

「な、何の事?」

「死にたいのか?」

「・・止めろ。」

「なっ?・・貴様は?」

 

 

そこに現れたのはゴルゴだった。

アランはメトロの事を思い出していた。

殺された男の横に座ると、二人は話し始める。

 

 

「カルナックの使いだ・・ブツを渡して貰おうか、バゼーヌ?」

「これが例のモノです・・滅菌水で溶かして使用します。

 そう、カルナックさんに伝えて下さい。」

「判った。」

「代金の3万ユーロは?」

「その前にDNAの複製に必要だったあのメモを返して貰おう。」

「はい・・勿論、ここに・・あっ?」

「どうした?」

「ス、スリだ・・メモの入れてあった財布をスリにやられた。」

「何っ?」

「さっきの少年だ・・どうしよう・・どうしよう?」

「判った・・俺が、取り返してやろう。 だからアンタは、安心して死にな?」

 

 

アランは肩から抱え込むようにバゼーヌの口を手で抑え、左手でサイレンサー付きの銃をバゼーヌの腹部に押し付けると撃ち放った。

バゼーヌは、うめき声を上げられずに絶命した。

そしてアランは、ゴルゴに気付くと誤魔化しながら席を立った。

 

 

「お、おい・・どうした、大丈夫か?

 チッ・・寝ちまいやがった。」

 

 

アランは座席を立つと、その場を後にした。

それを冷たく見つめるゴルゴ。

 

 

「へっ・・しかし、良いところに現れてくれたな?

 探す手間が省けたぜ・・動くなっ!・・なっ?・・グオッ・・」

 

 

逃げようとするサラを静止するアラン。

その隙に、ゴルゴは一気に距離を詰め寄っていた。

アランは慌てて銃を構え様とするが、ゴルゴは腕をチョップで叩き、

銃を落とさせ、続き様に肩に一撃を与えて昏倒させてしまった。

それを見て、慌てて逃げ出すサラ。

またゴルゴも・・黙って、その場を後にした。

 

部屋に戻ったサラは、先程の事を考えていた。

その時、テレビのニュースでメトロでの殺人事件の報道が?

サラには被害者の名に覚えがあったのだ。

慌ててバッグの中のメモを取り出すサラ。  

 

 

 あの男・・どうして、私とパトリックの事を?

 アンリ・バゼーヌ・・この人だ。

 この人の財布を、パトリックが掏ったんだわ。

 あの男が欲しがっていたのは、この財布。

 このメモが欲しかったんだわ。

 私達・・とんでもない事件に巻き込まれたのかもしれない。

 どうして連絡をくれないの・・パトリック?

 

 

部屋で不安に苛まれるサラだった。

そしてゴルゴに気絶させられたアランも、意識を取り戻していた。

 

 

「くそ・・あの野郎、今度会ったらブッ殺してやる。」

 

 

アランは、カフェテラスに向い、ボーイを待ち受けると金を渡してパトリックの情報を得た。

その足で、パトリックの根城へと向かい待ち伏せる。

そしてパトリックが戻り・・中へと蹴り飛ばす。

 

 

「誰だ?・・お、お前?」

「なるほど・・良い隠れ家だなあ?」

「何の用だ?」

「地下鉄で掏った財布は、まだサラが持ってるんだな、パトリック?」

「あ・・」

「サラに電話をして、財布を持ってくる様に言うんだ・・早くしろ。」

「俺は、サラの電話番号を・・ぐわっ?」

 

 

誤魔化そうとするパトリックを殴るアラン。

 

 

「次は、腕でも圧し折ってやろうか?」

「わ、わかった・・もしもし・・サラか?・・ああ、俺だ。 逃げろっ!

 今すぐ、そこから逃げろっ!!」

 

その後、携帯を折り、投げ捨てるパトリック。

 

 

「ざまあみろ・・これでサラの居場所は、俺にも判らなくなったぜ。

 幾ら俺を責めあげたってムダな事だっ。」

「お前に耐えられるかな?

 ここじゃ幾ら大声を出したって、外には聞こえないだろうしな?」

 

 

そして、サラは荷物を纏め、慌てて部屋を飛び出す。

その後、アランの拷問でボロボロにされたパトリックは、

サラとの秘密の待ち合わせ場所と、会う時間をアッサリ喋ってしまう。

 

 

「もう一回、聞くぜ?

 何かの時には、シャンゼリゼ沿いの凱旋門のメトロの入り口で待ち合わせなんだな?」

「・・ああ・・。」

「時間は夕暮れの5時きっかりだな?」

「ああ・・ぐう」

「もしウソをついてやがったら?」

「ウ、ウソじゃねえ・・本当だよ。」

「ようし・・信用してやろう、もう楽にしてやるぜ。」

 

 

銃を取り出すと、額をブチ抜くアラン・・そのまま去って行く。

パトリックの哀れな末路であった。

 

翌日の夕刻・・午後5時、サラは待ち合わせ場所で待っていた。

そこに現れたアランに気付くと、急いで逃げ出す。

アランもサラに気付き、追い始めた。

逃げるサラの横に車が止まる・・運転していたのはゴルゴだった。

 

 

「・・乗れっ。」

「あ、あんたは?」

「・・グズグズするな。」

 

 

後ろを見て、慌ててゴルゴの車に飛び乗るサラ。

車は、その場を後にした。

アランは悔しがるも後の祭りであった。

そして・・ゴルゴは、町裏で車を止める。

 

 

「・・死にたくなかったら、ここにいろ。」

「何で?・・何で、私を助けてくれるの?・・アンタ、誰?

 何で、私が命を狙われるの?・・何もしてないのに・・。」

 

 

ゴルゴは、サラの問いに何も答えず、車を後にした。

ゴルゴは、何処へ向おうというのだろうか?

その後姿を、車内から不安気に見つめるサラであった。

 

 

 

前半終了

 

 

 

「済みません、カルナックさん・・ブツは手にいれたんですが・・え?・・て、てめえは?」

 

 

電話しているアランにサイレンサー付き銃が背中に突きつけられる。

アランの携帯を奪うゴルゴ・・既に電話は切れていた。

 

 

「・・カルナックに伝えろ・・メモを持った少女はモンマルトル通りのホテルブーハンに居ると。」

「な、何だと?・・てめえは一体?」

「・・やっとカルナックに連絡を取ってくれたな・・消えろ。」

 

 

一時、逃げ出すも、ゴルゴを待ち伏せして襲うアラン。

だが、あっさりと銃撃を避け、アランの腕をひね上げると、その銃で射殺。

ゴルゴは、状況的にアランに引き金を引かせ、自殺に仕立て上げたのだった。

そしてサラの乗る車へと戻るゴルゴ。

 

 

「何処へ行くの?・・私を何処へ連れていく気?」

「・・お前は、俺を信じるしかない・・命が惜しければな?」

「信じないわ・・大人なんて、男なんて、みんなウソつきよ。

 たった一人、味方だと思ってたパトリックまで私を見捨てたわ。」

「・・パトリックは殺された。」

「ええっ?」

 

 

ゴルゴはサラに新聞を見せる。

そこにはパトリック殺害の記事が掲載されていた。

 

 

「パトリック・・警察が捜してる失踪中の少女って、私の事?

 この記事、私とパトリックが地下鉄の人を殺して、財布を掏って、仲間割れした私がパトリックを殺したって言ってる・・。」

「・・お前が死ねば、そういう形で事件は終わるだろう。」

「そんなっ?・・こんなメモなんて、捨ててしまえば良かったわ。」

「・・どの道、お前は狙われる。

 それを見た者、全てをヤツ等は抹殺するつもりだ。」

「あ・・」

「・・お前に選ぶ、他の道は無い。

 お前の言う大人や、男の様に信じろとは言わない。

 だが、この件では・・俺を信じるしかない。」

 

 

サラはゴルゴとホテルへ赴く。

サラは予約した部屋に入り、ゴルゴも少し遅れ、後から続く。

そこにサラの部屋をノックする者が?

 

 

「・・誰だ?」

「エディス・・」

 

 

ゴルゴはドアを開け、客を部屋へと招き入れる。

エディスは、ゴルゴに尋ねると、彼女にメモを見せた。

 

 

「カルナックの行方は判ったんですか?・・これはカルナックの筆跡。」

「・・あんたなら、これだけでカルナックが何をしようとしていたのか判るだろう。」

「何と言う事を・・彼にとっては、全てヴァーチャルゲーム。

 彼は、自分の思い通りに破壊活動を営む為に、我々の組織の活動資金を盗みました。

 危険な裏切り者です。

 カルナックを仕留められるのは、貴方以外にないのです。

 とうとう・・その時が、やって来たのですね?」

「・・ヤツは必ず、あの娘を追って此処に現れる。

 待ち伏せされてると判っていても・・」

「私に何か手伝える事は?」

「・・そのメモの確認をしてもらえれば、もう良い。

 ヤツに姿を見られない内に、引き上げてくれ。」

「でも?」

「・・心配しなくて良い・・あの娘も判っている。

 これを乗り切らないと、自分を救えないとな?」

 

 

エディスが去り、暫くして廊下が騒がしくなった。

ゴルゴは、サラにバスルームに入る様に指示した。

 

 

「・・バスルームに入っていろ。」

「え?」

「・・早くしろ。」

 

 

そこに酔っ払った客と、ホテルのボーイが廊下を歩いてくる。

客は千鳥足で、ボーイに右手を支えられ、よろよろと歩いていた。

ゴルゴは、サラにバスルームの鍵を掛ける様に促し、廊下へと出る。

 

 

「済みません、お騒がせしてしまって。」

「・・カルナックか?」

「カルナックゥ?・・俺は、そんなチンケな名前じゃねえぞ?

 トルー・アルベール様だあっ?・・よっく覚えとけ・・ういっ。」

 

 

男は、部屋へと入っていき、ボーイがドアを閉めた。

そしてボーイが後ろ向きのまま、ゴルゴに話し掛ける。

このボーイこそゴルゴのターゲット、カルナックだったのだ。

 

 

「・・どうして俺が、カルナックだと判った?」

「・・ホテルの従業員を調べないで待っている程、俺は・・のんびりとはしていない。」

「ふふ・・成る程、それで、こんな小さなホテルを使ったという訳か。

 相手の正体も判らないで呼び出そうって時は、俺でもやはり、そうしたろうな?・・気にいったよ、あんた。

 ところで、あんた・・何処かで一度、会っちゃいないかな?」

「・・いや?」

「そうか? まあどうでも良い・・例の女の子は、何処に居る?」

「・・中だ。」

 

 

銃を構えるカルナックと共に、部屋の中へと入るゴルゴ。

 

 

「・・何処だ?」

「・・バスルームの中だ。」

 

 

 わ、私を殺しに来た男に、私を引き渡す気?

 私を引き渡して、お金を取る気なんだっ。

 最初から、それが目的で?

 

 

「・・この娘を始末するつもりなら、まず俺を始末するしかないぞ。」

 

 

バスルームの前に立ちはだかるゴルゴ。

絶望しかけてたサラは、その言葉に呆然とする。

あのおじさんは、自分の身体を張って自分を護ろうとしてくれるのかと?

 

 

「なあ・・あんた、何のつもりかは知らないが、俺と手を組まないか?

 このパリは細菌に取って理想的な町だ。

 細菌汚染は、たちまちパリを包み、沈黙させるぞ。

 フランスは一度も負けた事が無いという連中の、その鼻っ柱をガツンと折ってやれるんだっ。

 どうだ・・俺と組んでゲームを完成させてくれないか?」

「・・俺には、興味の無い事だ。」

「え?」

「・・興味があるのは、俺の仕事をやり遂げる事だけ・・裏切り者の始末という・・依頼のな?」

「ぐ・・何?・・貴様、そんな目的で俺を?・・お、思い出したぞっ!

 貴様は組織の機密資料で見た・・ゴ、ゴルゴ?」

 

 

顔が引きつり、ゴルゴを撃つカルナック。

それを避けつつ、胸よりサイレンサーの銃を取り出し、撃つゴルゴ。

ゴルゴはベッドに倒れ込み、弾丸はカルナックの額を貫く。

そのまま後ろに倒れ付すカルナック。

 

サラはバスルームでブルブルと恐怖に震えていた。

ゴルゴは何も言わず、部屋を後にした。

サラがバスルームを出ると、そこにはカルナックの死体のみ。

電話を慌てて取るも・・サラは思い留まる。

ゴルゴが遠くまで去るまで・・命を助けて貰った恩を返そうと。

 

 

「・・おじさんが此処を離れるまで、待たなきゃ・・。」

 

 

暫くして、ホテルの廊下を走る足音が響く。

部屋に飛び込んで来た男・・それはサラの父親だった。

従業員が、カルナックの死体に気付き、慌てて警察に連絡に走る。

父親は、サラの無事を見て安堵して抱き締めるのだった。

泣き崩れるサラ・・。

 

 

「パパ・・。」

「済まなかったね・・ママが亡くなってから、全く構ってやれなくて。

 とにかく、お前が無事で本当に良かった。」

「パパァ・・(涙)」

 

 

それを廊下からみつめる女性・・エディス。

サラの事を父親に知らせたのはエディスだったのだ。

安堵の溜息を漏らすエディス・・雨が降る夜のパリ・・サイレンが鳴り響く。

そしてゴルゴは去って行くのだった・・END。

 

 

 

ENDING

 

 

 

かなり原作を端折ってましたが、元々が説明の多い話ですしね。

カルナックのセリフが、その分どうしても軽くなってしまってましたが、その辺りは仕方ないでしょう。

アランが連絡するのも、公衆電話が携帯電話に変更されてるのは、原作との時代背景の違いでしょうね・・

その頃って携帯は余り無かったし。

何せ、約10年前の原作ですしね。

 

ラストもサラが家に戻って父と会うのを、現場にと変更になってます。

ですが逆に、こっちの方が原作よりは良いかも知れないですね。

サラの父親も、職業を曖昧にしてましたしね。

この辺りは尺の都合で仕方ないですが、

サラをメインにしている以上、カルナックとか、他のキャラが軽くなるのも止むを得ないですね。

大体、予想範囲内に纏まってて、マズマズの出来では無いかと思います。

 

それとパトリックが殺された時、妙にすっきりしたのは内緒^^;

あっさりとサラを売るなよなあ・・で殺されるし自業自得やね。

ここだけはナイフで切り刻まれてってのを見たかったなあ・・残念。

ったく、ウザイヤツだった(おいおい^^;)

 

 

さて次回ですが・・

 

 

「アッシュは、ガラクタ作品ばかりを作る自称芸術家。

 そんな彼に、作品を全て買い取りたいとゴルゴが尋ねて来た。

 ゴルゴの目的とは一体、何なのか?

 アッシュを待ち受ける運命とは?

 次回ゴルゴ13『 アッシュ最良の日 』 ヤツの後ろに立つな!命が惜しければ!」

 

 

これ、原作は持ってますが・・これを、どう料理するんだろ?

私には余り面白いエピソードではないんですが。

ゴルゴの射撃方法が少しデタラメな程、凄いんですけどね。

あんなの可能なんだろうかなあ・・まあゴルゴだからOKかな?

その辺りを次回の楽しみって事で。

ではまた^^

 

 

09.01.07

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